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手放せないときの解決法

いま必要な「手放し」
なにを手放すべき?

この2つの記事で
「手放し」について
書いてきましたが


とはいえ
「手放しと言われても・・」
という人もいらっしゃるんじゃないかな
と思うんですね。


なので、
そういうモヤモヤを抱えている方への
解決策をお伝えしようかなと思います。


なぜ手放せないのか


そもそも、なぜ人は手放せないのか。


これについては
結論から先に言ってしまうと


そもそも「手放せないあなた」は
本当のあなたではない。

にもかかわらず、
あなたは、それを本当の自分だと
思っているから、なんです。



たとえばですが

あなたがブラック企業に勤めていたとして
「もうこの会社辞めた方が良いよなぁ」と
思いつつも、辞められない場合


それは、もう一人の自分が

「やめない方が良いよ」
「給料はいいし、良しとしようか」

って言っている。


この、もう一人のあなたの正体は
本当のあなたではなく

人生経験のなかで、
処世術をたくさん身に着けてきた
もう一人のあなた、です。


つまり

・こうしないと私の人生は危険だ!
・こうしないと良くないことが起こる!

と思い込んでいるあなた。


そのもう一人のあなたは
決して悪者というわけではありません。


別名「エゴの声」「心のブロックの声」とも
言われることもあります。


じゃあ、
「もう一人のあなた」の声の正体
何なのかというと・・・


単なる「アルゴリズム」です。


アルゴリズムというのは
問題解決するためのデータ集(プログラム)。


あなたの今まで生きてきた年数分の
「過去の」データが蓄積されたもの。


このアルゴリズムを
本当の自分だと思い込んでいる人は
実は結構多いんです。



そして、
この、もう一人のあなたの声を
自分の”本当の声”だと思い込んでいることが
「手放せない」ことに繋がっている。



実際は
もう一人の自分の声は
「過去の」自分のデータ集であって

あなた自身でもなければ

これからのあなたを
象徴するものでもありません。


強いて言えば
あなたの過去の経験データから
危険を予測したり、避けるためには
使えるかもしれない。


だけど、そこには
本当のあなたの魂の声はありません。


なぜなら、本当の自分は
占星術では「太陽」意識だから。


太陽というのは
世界を照らして、生命を育んでくれる。


生命力や未来を切り拓いていく力
自己実現とか生きがい
これを担っているのが太陽です。


でも、過去のアルゴリズムの中には
これはないですよね?


危険察知はできたとしても

誰かを社会に向かって
照らし出すエネルギーや

未知の世界にむかう
挑戦や冒険、使命感とかは
過去のアルゴリズムの中にはないんです。


だけども
私たちは本当の自分と
過去のアルゴリズム(もう一人の自分)を
同一化してしまう。


これは、誰もがそうだと思います。


そして、
過去のアルゴリズムを
本当の自分だと思い込むことが
執着に繋がってしまうんですね。


大事なのは
このメカニズムについて
自覚的であること。


たとえば、
執着心が出てきたときは

「これは、アルゴリズムの声かもしれないぞ?」

と疑ってみること。


そして、

「本当の私はどうなんだい?」

と問いかけること。


そうすると、もう一人の自分の声に
飲み込まれずに済むんです。


大事なので、もう一度書きます。

大切なのは

アルゴリズムを排除することではなく
そのメカニズムに
ちゃんと意識的であること。


その時点で
もう一人の自分と
本当の自分を分離できるので


執着が解きほぐれて
手放しやすくなります。


もし「手放し」という言葉に
抵抗が出てきたり、違和感が出てきたら
ぜひ試してもらえるとうれしいです。


お読みいただきありがとうございました!


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