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バリ島に開店。私たちの餃子バル。

もう、かれこれ何ヶ月もブログを書くことから遠ざかっておりました。
こう月日が経ってしまいすぎると、なかなか次の一筆が書けなくなるのですね。
ということで、リハビリがてら、最近の近況について書こうと思います。


二ヶ月ほど前、インドネシア人夫とともに、ここバリ島で餃子バルを立ち上げました。まさか、バリ島で餃子を包みまくる生活を送ろうととは予想だにしませんでしたが、夫のナイス接客も相まって、なかなかの繁盛具合。ありがたや、ありがたやでございます。
バリ島の中でも賑わいをみせるスミニャックというエリア。メインストリートの脇の細い小道を入ったところにあるのが、私たちの【餃子バルアンバー】です。
世界でも屈指のリゾートアイランドでもあるバリ島らしく、様々な国から様々な人種のお客様がいらっしゃいます。インドネシア人に加え、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカのお客様が多いかなぁ。
カウンターのみの小さなバルで、少し隠れ家的な存在なんです。カウンター越しの対面接客なので、お客様の反応がモロダイレクトに伝わってきます。メニューは、シンプルに餃子とカレーライスのみ!
この二つの料理、私が長い長い独身時代に培った、“男の胃袋を掴む”ための必殺オリジナルレシピをもとに作られています。


恋愛依存気味だった私は、あれやこれやと男に尽くして尽くして尽くしまくる尽くしん坊でした。“嫁に貰いたいイイ女”として認定してもらうために、美味しい手料理を提供することにも余念がありませんでした。
その中でも、誰に食べさせてもすべらない料理が、餃子とカレーだったのです。そんな歴史を持つ料理に、異国の人達が「ウゥ〜ン」と上品に舌鼓を打ってくれているのを見ては、なんとも言えない絶妙な気持ちになるのです。とても嬉しいんだけど、なんだか笑っちゃうような。


餃子よ。カレーよ。
私は、あなた達の手柄で日本男児の誰にも嫁に貰ってもらえることは無かったけれど、今こうやって海を渡り、世界各国の人々に愛され、私たち家族のもとにお金まで連れてきてくれる、あなた達の功績は何よりもデカイぞよ。
グッジョブ、餃子。
グッジョブ、カレー。
グッジョブ、恋愛依存の過去の私。



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