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IKERUブログ

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2019年5月の記事一覧

花をいかすということは人をいかすということ

長いこと、お花の展覧会には、個人として出品していました。 花展によっては、ここはバーゲン…

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道:心のざわざわに向かい合い続ける

もう半年ぐらいずっとシャドーイング(音声のあとからついていって復唱すること)をしているBi…

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花をいかす、と、花を切る、はどう両立する?

個人向けのIKERUレッスンでも、組織向けのチームIKERUのワークショップでも、参加した方が花を…

いけばなの叡智:伝えるのではなく共に探究する

華道家として本格的に活動を始めてから約2年。IKERUと称した活動の趣旨としては「いけばなの叡…

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改めて、剣山、ってすごい

いけばなをやったことがない人でも、なんとなく「剣山」のことはご存知なのではないかと思いま…

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目で見るのではなく身体で感じる

花をいける際には、それが枝であれ花であれ葉であれ、手に取ったらまずそれをじっくりと回しな…

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儒教の聖地「湯島聖堂」で初のIKERU展覧会を開くことができた、その経緯

出会いは突然やってくる。 ある雨の日、メンバーとして参加することになった「東京文化資源会議」の分科会の打ち合わせのため、湯島聖堂を訪れた。東京文化資源会議、とは、その名の通り、東京の文化的な資源をもっと活用し発信しようという会議体で、学者の方、まちづくりの方、そして様々なソフト・ハードの文化資源を持つ施設の方々などが参加している。 私が参画した分科会は「湯島・神田社寺会堂」分科会で、神田明神、湯島天満宮、ニコライ堂、湯島聖堂、寛永寺という、神道、仏教、儒教、そしてロシア正

IKERU展覧会:伝えたいと思っていたことがそのままみんなの作品になっていた

私がIKERUを通じて伝えたいと思っていること。 一言でいえば「花をいかす」。ただそれだけ。 …

私はどんな「華道家」でありたいのか

今は自分のことを「華道家」と名乗っています。 「華道家」と聞いて多くの人がぱっと思い浮か…

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今年も古流協会展に出品してきました

戦後、いけばなは「若い女性のたしなみ(花嫁修業)」という位置づけとなり、いけばな人口が増…

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「いけばなとは何か」をフレームワークで整理してみました。

「いけばな」とは何か。 自分が20年以上いけばなを続けてきた中で、一つの定義をするとしたら…

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いけばなとフラワーアレンジメントは何が違うの?

「いけばなとフラワーアレンジメントは何が違いますか?」というのは、よく聞かれる質問なので…

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IKERU個人向けは、こんな感じでやっています

毎月数回、個人向けのIKERUレッスンをやり始めて約1年。のべ150名ぐらいの方に来ていただいて…

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チームビルディングとしてのIKERU:日中リーダーシッププログラム

いけばなは基本的には個人でやるものです。でもこれをチームでやってみたらいいんじゃないかしら、と、ある時ふと思いつきました。 いけばなとは、一つひとつの花の流れや個性を見極め、その花が最もいきるような角度や場所にいける、それによって全体としても調和を創り出す、というもの。もともと個々人が活きる組織に興味をもっていて、そういう組織に行くと興奮するという性質の人間でした。そこから「あれ、いけばなでやっていることって、チーム・組織運営そのものなんじゃないか」と考えるようになりました