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「今も幸せだけど…」旅暮らしの佑梨さんが見つけたウェルビーイングな働き方

「旅暮らし」とは、住まいを固定せず、好きな街に旅をしながら暮らすスタイルのこと。

そんな誰もが憧れる暮らしを実現している森岡佑梨(もりおかゆり)さん。
旅暮らしのフリーランスとして、SNS運用サポートとウェルビーイングスクールの運営をしています。

「今の暮らしも十分幸せだけど……」
満たされているようで、満たされていない自分に気づいたそうです。

さらなるウェルビーイング(心も体も満たされた状態)を追い求めて、新たに選んだお仕事はライターでした。


「旅暮らしとライター」相性の良さに惹かれて

ーー誰もが羨む暮らしを実現されているように見えますが、現状を不満に思うときがあるのでしょうか?

「旅暮らし」には満足しています!
ただ、お仕事面に少し不満を感じていて……。
今メインで携わっているお仕事(SNS運用サポート)は時間の制約が多いんです。

11時から18時までの稼働ですが、今後海外での旅暮らしを視野に入れると、時差問題が課題になります。
この前行ったドイツだと、8時間の時差があるので、深夜2時から働く必要があって(笑)。

ーー時差問題は旅暮らしの佑梨さんにとって大きな弊害になりますね。そのなかで新たに見つけた働き方がライターなのでしょうか?

はい!ライターは納期という制約はあるものの、間に合えば、いつ・どこで働いても良い。
そんな自由さに惹かれました。
時差問題も解決するので、旅暮らしとも相性が良いのではと感じています。

自分が見つけた旅暮らしという「ウェルビーイングな生き方」を、文章を通して多くの人に伝えたい!という思いが強いです。

ありのまま生きられなかった過去

ーー佑梨さんの「ウェルビーイングな生き方」に憧れる読者が多くいそうですね。自己表現が得意に見えますが、昔からでしょうか?

いえ、実は中学生と高校生の頃“ありのままの自分”で生きられていない感覚がありました。
その頃は、相手と違う意見を言うと、仲間外れにされてしまうんじゃないかと少し不安を抱いていて……。
周りもすごく多感な時期だったので、いつしか周囲に合わせることが得意になってしまいました。

ーー今の佑梨さんからは想像がつかないですね。何がきっかけで“ありのままの自分”で生きられるようになったのですか?

大学時代の経験で、少しずつありのままの自分に戻れたような気がします。
大学では、授業やボランティア、アルバイトなど「やってみたい!」と思うすべてのことに挑戦しました。
自分の強みとしている「好奇心」や「向学心」を発揮できる環境がとても心地よく、そんな自分に共鳴してくれる友人にも出会えました!

何をするか、誰といるかを自由に選べる。
その環境が“ありのままの自分”で生きる心地よさに気づかせてくれた気がします。

コロナ禍で見つけた私らしい生き方

ーー佑梨さんが大切にしている価値観は“自由さ”なんですね。今は自由度の高いフリーランスですが、元々は会社勤めだったんですよね?

そうなんです!物流会社の貿易事務をしていました。
なぜか当時は船に惹かれて就活をしていたんですよね(笑)。
約2年半勤めて退職し、フリーランスになりました。

ーー転職ではなく「旅暮らしフリーランス」を選び、新たに「ライター」に挑戦されていますが、それぞれのきっかけを教えてください。

最初は他社への転職を考えていました。
でも、ちょうどコロナウイルスが騒がれ始めた頃で「多拠点生活」や「旅暮らし」という言葉をよく目にするようになり「あ、これだ!」と興味を持ったんです。
この生活を叶えたい!それならフリーランスになろう!という安直な考えで(笑)。
旅暮らしフリーランスへ転身しました。

ご縁に恵まれ「旅暮らし体験記」や「インタビュー記事」を執筆する機会があったのですが、書く楽しさを感じているのに、どこか満たされない自分がいて……。
理由は、自分に向いていないタイプのライティングだからなのかな、と思ったんです。
書くことに満たされない理由を明確にするためにも、いろいろなライティングに挑戦しながら、本格的にライターを目指してみよう!と思いました。

ライターとして叶えたい未来

ーー旅暮らしもライターも“興味を持ったらとにかく挑戦”という姿勢がすてきです!そんな佑梨さんが、ライターとして今後挑戦したいジャンルはありますか?

情報をうまくまとめるより、実体験を伝えるライティングに興味があります!
なので、自分の体験を共有する「体験記」や「コラム・エッセイ」に挑戦したいです。
農的暮らしや、食、エシカルに関する記事も書いてみたいです。

ーー具体的な目標を持たれていて素晴らしいです。最後に、佑梨さんが目指すライター像を教えてください。

誰かの人生に“彩り”を与えられるライターになりたいです!
旅暮らしを通して気づいた「ウェルビーイングな生き方」を発信して、読者の方の幸せのハードルを良い意味で下げられたらうれしいですね。

他にも、自分が紹介したい商品・サービスを“書く”を通じて推していきたいです。
「こんな良い商品・サービスがあるんだ!」と知ってもらい、読者の方のウェルビーイングな暮らしに貢献していきたいと思っています。

依頼者さまの意向に添いながら、どこか“自分らしさ”を入れた執筆ができる。
そんなライターを目指しています。

おわりに

仕事や時間に追われて、どこか生きづらさを感じやすい現代。
佑梨さんの生き方や考え方に救われる読者は多くいるのではないでしょうか。

今回のインタビューは、旅先の長野県白馬村から受けていただきました。
「次の旅先が決まっていなくて……」と困った様子でしたが、困り顔から垣間見えるワクワクした表情がなんともすてきでした。

フリーランス、旅人、ライター……たくさんの引き出しを持つ佑梨さん。
各方面から引っ張りだこな人気ライターになる未来も近そうです。

今後のご活躍を応援しています!

 ▼森岡佑梨さんのnoteはこちら


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