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週刊囲碁日記

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3歳から囲碁をやっていて、囲碁界の奥の奥まで知っている私の、忖度なしのここだけの囲碁の話です。
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#38 週刊囲碁日記 囲碁界のプリンス・一力遼棋聖が19年ぶりに世界一になるかもしれないことの凄さを、囲碁を知らない人にもわかりやすくお伝えします

こんにちは。瀧真有子です。 一力遼さんが「応氏杯世界選手権」の「決勝五番勝負」で第1局、第2局に勝利しましたね。 囲碁界は19年ぶりの国際戦優勝が見えてきたことで、ものすごい盛り上がりですが、残念ながら囲碁界以外での認知度はまだ低いようです。 囲碁について色々書いている私にも、一般のメディアの方から問い合わせをいただいたりすることがあるので、今回のことがどれだけすごいのか、囲碁を知らない方にもわかるようにお伝えしたいと思います。 構成としては、前半は、「囲碁界がどんな状

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#14 囲碁大会でのズルの話/トラブルは自分で解決できるように

囲碁の子供大会のスタッフをしていた頃のこと。ビギナーのクラスでは、トラブルがたくさんありました。

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#13 プロゲーマーと呼ばれたくない棋士

少し前、プロゲーマーの方にお会いした。ゲーム繋がり、のようなことで引き合わせてくださった方がいたのだ。 勝つための戦略の立て方や、普段の練習方法、生活のほとんどがゲーム中心になっている姿に、囲碁棋士に似たものを感じた。だがその話をすると、囲碁をゲームと定義することに、難色を示す業界の人もいた。

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#12 囲碁のどこが好きかについて真剣に考える/囲碁をゴリ押しできない自分の反省

インストラクター同士で、囲碁のどこが好きか、話し合ったことがある。 色々な要素はあった中で、囲碁のゲーム性が好きだという人が多く、「自分の好きな碁の、この作戦がたまらない、この棋士のこの1手が好きだ」と熱く語る人もいた。 「囲碁が好き」と胸を張っては言えない 私はこの話にあまりついていけなかった。「囲碁が好き」と胸を張って言えない自分がいたからだ。

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#9 「本気出してなかった」は逃げの言葉?「負け」や「できない」を受け止めること

子供たちに囲碁の指導をしていて、気になったことの1つに、「負け」を受け止めきれない子がいる、というのがありました。 対局で負けたときに、「大丈夫、今のは本気出してないから」と言うのです。

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#8 自分の得意を捨てて勝負できる人/40代は1つの武器では戦えない

3歳から囲碁をやっていた私には、尊敬する囲碁の棋士がいる。 囲碁の世界で結果を残していることはもちろんだが、私がすごいと思うのは、勝負の仕方にある。

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