転職は日本経済を救う31 転職に一番大切なもの
前回、これまでの4回の転職の原動力となったものを整理してみた。
まとめると、大きく3つのポイントがあった。
ひとつは学習続けたこと、ふたつめは人的ネットワーク、友人らに応援してもらったこと、
そして3つめは我慢しないこと、自分の気持ちに素直に、正直になることだった。
【3つのポイントの順序】
この3つが重要であろうことは前々から予想はしていた。
順番としてはこんな感じだろうか。
普段から自分の知識、スキルを高めるべく、学習を継続する。
その方法は、資格の勉強だったり、読書だったり、新しい分野の集まりに出たり、セミナーを聞いたり、様々。
常に新しいことを取り込む。大学卒業時点で知識習得は終了、なんてことはあり得ない。
今の世の中で使える頭を作っておく。
そのうえで、今いる会社、職場で、上司との関係、仕事そのものの意義などでどうにも行き詰ったら、動く。
「ここで我慢できないようなら、他に行っても同じ」などとは思わない。
組織のめぐりあわせで状況がよくない、これからもよくならないと判断したら、転職活動を開始する。
活動開始の際、友人知人が背中を押す。
私は幸運なことに、ダイレクトに転職の口を紹介されたことが3回あった。
4回目の際は、転職の方法を丁寧に教えてくれる知人がいた。
最初の転職のハードルは高かったが、それを下げてくれる友人がいた。
無意識にではあったが、彼らの行動、言動が励みになった。
【一番大切なこと】
学び続けることで柔軟な頭を持ち、状況の変化に対し自分の気持ちに素直になり、周囲の声に耳を傾ければ、自然と自分にふさわしい場所にたどり着くことができる、ということか。
転職はそんな甘くない!という反論もありそうだ。実際自分も10か月失業、という目にも合っている。そのときは不本意なリストラだった。
自分の意志で動けば、案外なんとかなる。
あとは常に自分の頭を使ってるかどうか。
そうか、素直というのは、自分の気持ちに対してもそうだし、他人の意見に対してもいえることなわけだ。
頭が凝り固まり、こうあるべき!となると、自分の気持ちにも、他人の意見にも反応できなくなる。
凝り固まらないためにも、学習する必要がある。
つながる。
「頭」だ。
こう書いてしまうと身もふたもない。
内なる声、外部の声に素直に耳を傾けられるよう、学習を継続して頭を鍛えておけば、自分の居場所を適切に変える、つまり転職することができる、ということか。
次回もう少しつっこみたい。