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転職は日本経済を救う20 2020年2月 部下採用・コロナ発生

23年勤めた印刷会社から、相続等で学んだスキルを買われて監査法人J-SOXアドバイザリーマネージャーに転職したのもつかの間、リストラ。
その後転職した会社は暴れ馬のような体育会オーナー会社。会社規模が10倍になっても内部監査室は一人だったが、ようやく採用。

内部監査体制強化のため増員を計画したが、なかなかいい人材が来ない。
思う人には振られてしまい、あっという間に年末になってしまった。
ここで求人会社を通さず、会社HPを見て応募してきた人物が現れた。
私ともう一人で会ってみると、なかなか好印象。
内部監査の仕事に長年携わっている。
通信で大学に行き直していて、今の会社は嘱託の状態とかがやや不思議、不安ではあったが、状況をよく理解した人物とみた。
トップ面接も無事通過、2月の入社と決まった。

今まで一人で、やりたくてもできなかったことが今後できるようになる。
とはいえまずは現状の業務を覚えてもらわねばならない。
その中で新しいことをやるのはなかなか厳しい。
しかし増員した以上経営の期待に応えるべく、引き継ぎ的なことと新しいことを同時にやり始めた。
。。。今までやってきたことの難易度が高いと、彼の口から。
そうなんだよ。わかってくれるかい、という思い。
一方新しいことはなかなか進まない。
彼の経験を生かすべく、なるべく口は出さないが、社風に合わないことを計画してきたときは、
「それは違う。今は無理。無駄」、とピシャリ。ここで軋轢が生まれた。
なかなか感情の起伏が激しい人物で、、、、

そんな中、コロナが発生した。
テレワーク開始。
ルーティンワークはテレワークで可能。特に二人いればチェックの目が行き届く。
こちらはいい感じで作業分担して、スケジュールを遅らせることなく運用完了。
・・・まあ二人でやれば当たり前、というところはあるが。

この状況に納得しない人物がいた。
そう、数年前私に退職勧告をした本部長だ。

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