「人生は泡のよう。
消えないうちに、愛して。」
いつか誰かが引用していた、日々の泡の一節。
愛することは、与えること。
欲しがることは、間違いだと思っていた。
はしたないことだと、さもしいんだと。
だけど、誰かに抱きしめてほしい時もある。
しかし。
私はふとたちどまる。
これは、人生の、声だ。
人生は泡のよう。
泡のような人生を、私は、消えないうちに愛さねばならない。
己の人生を愛せよ。
なんども呟いてたら、そんな風に胸に響いてきた。
迷いも悩みも、その時間は心地いいものだけれど、もうあまり時間はない。
泡のように、あっという間に過ぎ去っていく。
すべては選べない。
だからこそ、愛おしくて、美しい。
麻佑子
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