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麻佑子
2018年6月8日 12:29
前回、「この先長く続くであろう、乳首の痛み…」なんて、仰々しく嘆いてしまった。はじめての出産を前にしたお母さんを、不安にさせてしまったかもしれない。結論から言おう。峠は越えた…3ヶ月を前に、嘘のように楽になった。不安と孤独の真っ暗闇のただ中、産院に勤める看護師の友人に、こんな言葉をかけられた。「大丈夫、乳首って伸びるから」え!?乳首って伸びるの!?乳首
2018年6月11日 08:28
子どもが生まれる前、夫婦2人でよく通った、駅前のドトールへ、息子と2人だけで行ってみた。ミラノサンドとロイヤルミルクティーを注文する。いつものおじさんはいなかった。私的な言葉を交わしたことはないけれど、お腹の大きな時にも通ったし、無事に産まれましたよ〜とそれとなく、お知らせしたかったのだけれど。ベビーカーをひいて、息子を抱っこする私に、みんなやさしい。椅子を引いて
2018年6月15日 16:43
育児は孤独いくじはこどくイクジハコドク自分が子どもをもつ随分まえから、よく耳にしていたこの言葉。だから、ママ友を作ろう、地域とつながろう、そんなムーブメントを促すための、都会で子育てをする人に限った合言葉だと、なんとなく聞き流し、深く考えてみたことはなかった。この度ついに私も母親になり、育児への参政権を得たわけだが、この言葉の真の意味について考えさせられるこ
2018年6月16日 11:57
役立たずの、と銘打っているが、少しは役に立つような事も書いてみたいと思う。出産前に悩まされた事のひとつに、出産準備のための買い物がある。赤ちゃん用品の店に行けば、その店が作成するリストをもらう。雑誌の特集になり、はじめての育児本には別冊のリストブックがあったり、幾十という先輩ママたちが、ネット上でおすすめ商品を紹介している。私も例にもれず、あらゆる場所で手渡されたリストを比較
2018年6月20日 16:46
すでに子どもを産み育てている先輩である友人の何人かが、夫について語るときに登場するフレーズ「もはやお金を運んできてくれる人だよ。」子どもが生まれてから、夫を嫌いにならないための本が、本屋に平積みされているのをよく目にしていたからだろうか、なんとなく、かなしいような、虚しいような、淋しいような言葉に思え、そうではない夫婦関係を、私は維持するぞ!と意気込んでいたのだが…むしろ、そう言い
2018年6月7日 07:45
育児とは。母になって、2週間。私はこう答える。育児とは、痛い。痛い、痛いの連続だ。陣痛からはじまり、後陣痛、会陰切開、腰痛、腱鞘炎、そして、この先長く続くであろう、授乳による傷だらけの乳首の悲鳴…後から、あとから、新たな痛みが押し寄せてくる。育児=痛い。私はそう心得た。「陣痛の痛みなんて、生まれてきた子供の顔を見たら吹き飛んじゃうよ!」満面の笑みで、