【AKIUSCHOLĒ】今日もこの場は珍味と発酵。不完全でカオス。

今日はAKIUSCHOLĒ 開校日でした。
今日もこの場は、珍味と発酵、不完全でカオスです。
良いことも悪いことも含めて、生徒たちは率直に言葉を出してくれます。

“率直でいられること”

対話する学校AKIUSCHOLĒ の対話で一番大事にしてることです。

仲良くなんてならなくて良くて、ここに来た背景を共有しなくてもいい。来るか来ないかも、辞めるかどうかも、自分の中で決めると良い。
ただ対話することを通して、笑ったりイラついたりする。

もう5年目になるけど、ここでの心のざわつきには、慣れません。笑 
真っ向から対話するなんて、怖いことです。こと、それに慣れていない日本人にとってはそうなんじゃないかなと思います。
対話してて、共感はなんとなく優しく受け止めてくれる気がするけど、当然、逆が起こる可能性もあります。

それは違うと思う、という声が聞こえてきたり、誰かが、誰かの心を傷つけるようなことを言ったりもします。その言葉に、また誰かが、嫌な気持ちになります。誰かが一所懸命に言った言葉が、誰にも受け止められずに、ただただその場に浮遊することもあります。

でも、誰かが言った言葉を、誰かがどう受け止めるのかまでは、見ることができないからこそ、私たちは対話することをやめてはいけないんだと思う。

100%分かり合えることなんてないからこそ、対話を試みることを、やめてはいけないんだと思う。

そう考えると、飛びぬけて楽しいことをしている場でもなく、キラキラした場でもないAKIUSCHOLĒ で、生徒たちは今日も、投げ出さず、果敢に対話を試みていた気がする。

私も、みんなのことが、社会のことが「分からない」からこそ、知りたくて、対話をしたい。自分自身の考えも見えなくなってしまうからこそ、みんなと対話したい。私の言葉が一番歪で不格好でいいから、言葉を出し続けようと思った今日の開校日でした。



明日は早起きして東京!

おやすみなさい!

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