小学生女子の憂鬱。
マックで勉強をしていた。
関西の人は「マクド」とか言うらしいけど、わたしは生まれてこの方22年間「マック」である。
長く居座るからLサイズのアイスティーを注文したけど、最近紙に変わったストローはシナシナになってしまって使い物にならない。
と、集中力を切らしながら宅建のテキストに向き合っていると、隣の席に小学生らしき女の子が二人、座ってきた。
「はあ~もう最悪だよ。」
「どうしたの?」
「席替えだよ!うちの席サイアク。やり直したいよ。」
「あ~私の席もサイアク。」
「アカリちゃんの席はいいじゃん!私の席の周りはサイアクな男子しかいないよ。」
どうやら、「サイアク」と嘆く女の子の席の近くには、
「ブス」とか「バカ」とか言ってくる男子がいるらしい。
席替えで一喜一憂していた時代…
ベタだけど、好きな人と隣になることを毎回祈っていた。
あろうことか、私は好きな人と隣の席になった経験が一度もないけれど。
隣じゃなくても、この距離ならきっと班が同じだな。とか思ってにやにやしていた時代。
ああ、良かったな…
羨ましいな…
と思いつつ、
「お姉さん、今年で23だけどその気持ちわかるよ!!!!!!!席の近くに嫌なこと言ってくる人とかいるしね!!!もうサイアク。席替えしたいよ!!!!」
と思った。
会社にも席替えあればいいのに。