vol.11 スリランカ / ベストオブハードな帰路
「どれだけハードな道のりでも心からの目的だとハードに感じないんですよね。
ほら、例えば大好きな人に会いに行くのに
電車やバス、飛行機に乗った後、クネクネ坂道を登っていかなきゃいけないにしても
しんどいより会いたいが勝ると
普段なら『歩くとかマジありえへん。』道でも
人ってなーんかいけちゃうんですよねぇ。
旅ってその体感がわかりやすく経験できちゃうよなって思ってるんですよね。」
帰国のルート選択
関西を直撃した台風の影響で、当時の関空の状況は数便以外はまだ復活していないようだった。
もともと予定していたフライトもまだのよう。
なので日本に帰るルートを変更せざるを得ない。
①
シンガポール滞在時間10時間ほど。
その日の成田に夜中に着いて、
翌日早朝のフライトで関西に帰るか
②
シンガポール滞在時間17時間ほど。
名古屋空港に翌日の朝到着
新幹線や電車で関西まで帰るか
どちらかの選択になった。
いずれにせよ帰国を予定していた日には帰れない。
次の日の帰国になる。
わたしは帰国翌日のお仕事をキャンセルさせてもらい
どうせならシンガポールで遊んで帰ろうと思いはじめた。
私たちは②を選択して日本への帰国の途中、1日シンガポールを楽しむことに決めた。
スリランカ最終日
そしてスリランカ出発日の朝、ドクターの最後の診断を受けた。
わたしのドーシャ診断はピッタヴァータタイプ。
アーユルヴェーダ的に、わたしの中にどのくらい各ドーシャの要素があるのか(カッパも)と、
ボディタイプ別にそれぞれに合うとされている
味、食材、過ごし方、あとは宝石までもが記された資料、
日本でも続けて飲めるハーブ薬と毎日毎日マッサージしてもらっていた時のオイルをもらった。
このオイル。。家で使いたくないなぁ。なんて思いながら笑
私たちはバーベリンを出発した。
コロンボからのフライトは夜中の1時。それまで観光やお買い物、アーユルヴェーダ明けなので、少しの食事とお酒も飲んで、コロンボを楽しんだ。
はじめて訪れたコロンボは、思っていたよりもずっと都会で、新しいビルやホテルの工事がたくさん進んでいるようにみえた。
わたし的にコロンボは、香港やマカオに少し似た雰囲気を感じるのに、電車はめっちゃくちゃインドっぽくってそのバランスがなんだかおもしろかった。
スリランカを後にして
シンガポールについてすぐに空港内でシャワーを浴び、荷物を預けて、いざ外へ!
シンガポールからの道のり
こうなってもないと海外でデイトリップなんてなかなか選ばないからワクワクしていた。
この時のシンガポールはわたしの中で、寄れてよかったと思う体感がたくさんあって、これを感じるためにこんなスケジュールなったの?なんて思ったくらい。
その時のことは、今後いつかシンガポール編で綴りたいと思っています。
シンガポールからのフライトは少し遅れていてほとんど寝ずに遊んでいた私たちはさらにクタクタ。笑
翌日の朝、名古屋空港に到着。
名古屋空港から電車で名古屋駅まで。
はじめての名古屋空港だったので、名古屋駅まですぐだと思っていたら意外と距離があった。
名古屋から新大阪まで新幹線。
新大阪からまず大阪駅へ。
普段から大きなスーツケースをかかえて大阪駅なんてありえへん!って思ってたけど、ほんとその通りでした。笑
人が多くてここがいちばんしんどかったかも。笑
もう、クタクタ通り越して普通になってきたで。笑
そこから自宅までゴー!!
お疲れ様でした私たち。爆
こんなてんてこまいなスケジュールでも
この経験ができてよかったと心から思ったんです。
可能性があるって自らが感じられると
ハードでも目的は達成されること、たどり着くこと。
イレギュラーが起こっても、
それがインスピレーションや新たな発見を運んでくれること。
違う風がわたしにぴったりなものを届けてくれることだってある。
知っているのと体験があるのって違う。
改めて実感した。
念願叶ってスリランカでアーユルヴェーダを1日2日とかではなく、体感があるまで受けられたことは本当に私の大切な経験になった。
その経験をもっと濃くしてくれたスリランカの旅。
状況が変わっていく中の選択、選択の旅は大変だったけど、
こんな経験ができて面白かったなぁと今でも心から感じています。
諦めない心と、直感力と鍛えてくれた旅。
スムーズな旅はもちろん好きだけど、アクシデントって本当に思い出になりますよねぇぇぇ。笑
スリランカにまた訪れる機会があったら次はシーギリやロックに行きたいです!!
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