読書|「結局、人生はアウトプットで決まる」を読んでnote始めたよ
この本を読んだ目的は「フリーランスとして働きつづける、40代を迎えるにあたり人生を豊かに過ごすアウトプットのヒントを得る」ため。
人を結びつけるものはアウトプットを通じて形成される信頼関係
そしてアウトプットの場がマーケティングツールであり同時に勉強術ともなるとも。
いきなり冒頭からこの本の金言に出会ってしまった....!
現状からアウトプットの場に求める条件は2つ
1.フリーランスとして働き続ける中でオン/オフラインとシームレスなつながりを構築できる場である。
2.経験や学びをアウトプットして、インプットとアウトプットを繰り返す学びの場として機能すること。
大人になるとなかなかいちから信頼関係を築くって難しい。
その人の背景やどんな価値観を持っていて、何を選択し大切だと感じるのか?そういうまるっと名刺代わりにできる場としてアウトプットの場をもう一度作りたいと思っていた私にとても響きました。
実名アウトプットでパーソナルブランドを確立
筆者は実名をおすすめしてますが、匿名、実名各々目的によって使い分けたらいいと思います。私の場合今の自分に必要な方法を選択しました。
匿名発信をしていても、気の合う方とはオフラインで会う機会もあるしそれが仕事や新たな出会いに繋がることもあるんですよね。
その時にオンオフラインの境界があると自分の経験ひとつ話すにしてもブロックがかかる感覚があって、それを取り除きたいなーと漠然と考え始めたタイミングでした。
この心境の変化は会社員からフリーランスへ働き方が変化したことも大きく起因していると思います。
出る杭を面白がる人でありたい
小学生2人を子育て中の身としては筆者のご子息の海外でのアウトプットの経験、そこでの周囲の反応の違いも印象的でした。
それは目立つ・奇抜な行動が学校からも友達からも温かく迎え入れられるということ。
出る杭も面白がるような環境が個性やアイデア、子どもの芽を育てるヒントになるんじゃないかな?と感じました。
アウトプットは小さくスタートして、いろいろつまみ食いしたらいい
この言葉にすごく救われました。というのも、色々なことに興味を持ってとりあえず始めてみる、仕事も新しい環境で求められたことを少しずつやりジェネラリスト型のキャリアの為、やっぱり一つの事をやり続けるって憧れてやまないもの。
でも背伸びしなくていい、興味の持てるテーマを色々模索したらいいんですよね。
一見バラバラの事象をつなぐ技術
著者がインタビューで質問される「どのように情報を集めているのですか?」の真意はこれではないか?と綴られているのですが、これにすごく心動かされました。
同じ情報を受け取っても、その人の背景・考え方・興味関心・経験によってピックアップする箇所・ハイライトするポイント、そしてをアウトプットというかたちで1人として同じものにはならないですよね。そういう一人一人の個性、一つとして同じものがないものにとても惹かれます。
一見バラバラに見える事象に共通点を見出したり、過去の経験から転用したり・・・蓄積されたその人だけの脳のデータベースから何が生み出されるのか、どんな化学反応が起きるのか?
自分自身のアウトプットもどう変化していくのか楽しみになってきます。
他人のイースト菌を探れ!
またコミュニケーションにおいて、表面上の話題ではなくてその人のコアな部分、誰でも突っつくといくらでも出てくる「話題のツボ」を探れ(イースト菌はある人の例)とありました。
私自身、その人の大事にしているもの、価値観を形成している大切な経験などの話を聞くのがとても好き。距離感に気をつけるのは大前提で、いろんな方の「これを語らせたら長いよ?」を聞いてみたいです。
読了後行動にどう落とし込むか?それが大事だ
筆者のあとがきをみて、読書メモや去年した母子世界一周などをアウトプットする場としてnoteを開設した。プラットフォームに悩んで行動は年始になってしまったけど、目的にあったプラットフォームでスタートできました。
この本から得たかった”フリーランスとして働きつづける、40代を迎えるにあたり人生を豊かに過ごすアウトプットのヒント”はあらゆる章に散りばめられていて、行動に移す後押しとなってくれました。