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てんとてんが…

まゆきちです、こんにちは。

この夏、あまりに暑くて🥵
必要以上に外に出ない生活をしながらも、
実は日の当たらない涼しいゾーンでゴソゴソ動いていたのです。

みたいで嫌な書き出しになってしまった😅ヤダ

🪭

7月、神社の夏祭りに行った。
ひとりで。
お目当ては神社内で開催されるせともの市。

大阪の都心部にありながら、地域の方々に大切に受け継がれた神社のお祭りなんだなと、和太鼓の演奏を見ながら思っていた。

陶器神社
天井には大皿がたくさん飾られている。

アツイ…
それにしてもアツイ…
夕方でもめちゃくちゃアツイ…
陰で涼みたい一心で、『お茶会こちら➡️』の案内どおりに歩いていく。

ほんと軽い気持ちだった。
無知って怖い…。

神社のホール内に入り1000円お支払いして、
お茶券をいただく。
立派な和室に通された。え…。
30代くらいの男性が1人、既に座っていた。

しばらくすると次々入って来られる…。
浴衣姿の女性たち…床の間の前で扇子出してお辞儀してる…ヒィ😱
掛け軸やら吊るされた花瓶のお花もまじまじと拝見している…ヒィィ😱
再びお軸にお辞儀をして、正座でにこやかに談笑している…。ヒィィィィ😱

もう…最初に入っていた男性とわたし…
目と目で通じ合っちゃって…
どちらともなく口に出たのは
『場違い感でいたたまれませんね』
『もう帰りたいです』
『軽い気持ちできたんです…』
『めちゃくちゃ本格的ですよね…』
『やってしまいましたね…』


人は不安な時、知らない人とでも仲良くなれる。

さらに広い和室に案内され、
お茶菓子をいただき、
別室で点てられたお薄が目の前に運ばれてくる。
浴衣姿の女性たちのお手本を見よう見まね。
仲間となった男性と目を泳がせて、
これでいい?の気持ちを込めた笑みを浮かべながら、なんとか乗り切った。

わたしたちはにこやかに
いや〜お疲れ様でした〜、と挨拶をして去った。
ここでは何も始まっていない。
恋とか友情物語ではない。

始まったのは、わたしのお茶のお稽古通い。
お茶券といっしょにもらったお稽古のチラシにあった連絡先にメールを送ったのは少し悩んで10日後だった。
そしてその5日後に再び神社を訪れ、先日茶会のあった和室に入って行った。

わたしにしてはかなりスピーディーだった。

先生に送ったメールに
わたしは日本を誇りに思っていながら、
日本の文化を何も知らないと気づいたこと。
お茶会を体験して、
静かで穏やかな時が流れる世界に
わたしも足を踏み入れたい!と思ったことなどを書いた。

巣立っていく息子たちにはやりたいことがある。
それなのに、
わたしは自由な時間だけをたくさんもらっても
何がしたいのかもわからなかった。
そんな悶々とした半年を経て、
大好きな神社でコレだ!というものに出会ってしまった。

神様が導いてくれたんだと勝手に思っておこう。
夏祭り行ってよかった〜。


お茶のお稽古は体験も含めてすでに5回。
お稽古に行くと居心地が良すぎて
4、5時間くらいいてしまう。
お茶を点てるお稽古は11月、炉の季節になってからにいたしましょう。
ということで、ずっとお客に徹しています。
毎回、先輩方が点てるお薄を3服くらいいただき、美味しくて美しいお茶菓子をいただき、
お客の作法を学んでいる。
全部が学びで覚えることがたくさんだし、
何度もちょっと間違える。
正座は苦手だけど
楽しくて仕方ない。

お茶から急速に和の文化への道が広がって
今に至っているのです。
知らなかったことを少しでも知りたくて、
急にとても忙しくなりました。

日の当たらない涼しい場所でゴソゴソしているお話は次回につづく…

今日もありがとうございました😊またね〜👋

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