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若い時の苦い思い出が、人生の役にたった話

学生時代、福祉施設で実習体験をした時の事です。
わからない事があったので、近くにいた職員さんに聞いたところ、休憩中だったらしく、突然キレだし、私ではなく別の職員さんに、
「お前がちゃんと教えないから、私に聞いてきただろうがよ!💢」と、ブチギレたのを見て、すごくショックを受けました。

その日の夜、自分のせいで、他の職員さんが怒られてしまった…という事実が頭から離れず、その日の夜、ずっと泣いていたのを今でも覚えています。

あれから、20年以上たっているのに、今でもその光景は忘れません。

自分が叱られるより、自分のせいで、他人が叱られるのがこんなにショックだなんて…

その状況を見ていたのか、別のベテランの職員さんが遠回しにさりげなく、フォローとこの先、私もそうならないような人生を送るアドバイスをもらったのを、うっすら覚えています。

実習も終わり、その1年後位に、ボランティアとして運動会か何かに呼ばれました。

すると、その先生が自分の実習時には、見たこともないような笑顔で、1つ後輩のイケメン実習生と黄色い声をあげながら楽しそうにしていました。

…ショックでした(笑)

でも、そう思ったのは自分だけではなかったようで、同じ時期に実習した他の仲間も、その光景を口を閉じるのを忘れたまま見ていました(笑)

悪気はなく、本能だとは思いますが、ショックを引きずった状態でいると、別の若い職員さんに、
「久しぶりだね、今日は来てくれてありがとう」と言われ、何気ない言葉だったのに嬉しくて自然とボロボロ涙が溢れてきました。

若い時に、そんな経験をしたことで、自分は同じ事をしないようにしようと思う事ができました。

時には、ちょっと甘やかし過ぎかな?って思うほど、フォローしてしまうこともあるかもしれませんが、そうした中で気づいたことは、人に自然に優しくできる人は、幸せな人が多いです。

顔の表情を思い返してみると、現状に満足してる幸せな人は、自然と相手を思いやることができるし、

そうではない人は、八つ当たりや暴言・罵声・恫喝・攻撃をしてしまう…言ってる本人は、相手をそこまで追いつめてるっていう自覚はない可能性が高い。

なかなか、人生ずっと楽しく…とはいかないかもしれないですが、なるべく幸せのレベルを下げて楽しい人生を送りたいです。

・今日も、早起きできた
・久しぶりに友人に会った
・ごはんがおいしい
・家族(ペットも含む)がかわいい
・お風呂が気持ちいいなどなど、

あたりまえだけど、忙しいと感じづらい事、たくさんあるような気がします。

今日も、良い1日を✨


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