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奇人好きな私が見つけた奇人
みなさんご存知でしょうか?
世界を渡りながら蟻だけを研究する男。
いや、探求する男の方が正しいのか?
なんにせよ
蟻の探究?
ってなに?
各国を渡り蟻を探しに行くの?
ジャングルの蟻とか絶対やばいけど?
そもそも虫とかまじ無理。。。
そんなふうに思っていた私だったが
とある番組で島田さんを知ってからというもの
これだけ何かに夢中になれて
これだけ好きなものがあることに
もはや羨ましく思う私がいた。
大好きな番組クレイジージャーニー
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133034679/picture_pc_cffce8c8ad991a3f8b9ee14d83c07131.png?width=1200)
毎週月曜日22時放送。
MCは松本人志はじめ、バナナマン設楽さんと、タレントの鏡、小池栄子の3人でお送りする番組。
この三人の空気感がなんともいえぬ感じで
とても好きなのだが
今年に入ってからは松ちゃんが色々あったようで、、
現在は設楽さんと小池栄子の二人で番組を担っている。
クレイジージャーニーといえば
世界を巡る狂気の旅人達が先々での体験談を話し
ジャーニースタッフと同行ロケをする番組なのだが
知識も増えるし、国の文化も知れるし
視聴者に新しい視点をたくさん与えてくれるので
学びも多く、知らない世界を見せてくれるので
いつしか大好きな番組となった。
ここに来るゲストは私の人生で出会った事がないほどクレイジーな人ばかりが集まる。
そこで気付いてしまった事がある。
私って
奇人が好きなのである。
洞窟探検家の吉田勝次さんや
ノンフィクション作家の高野秀行さん
リヤカー1つで世界を渡る、本業高校教師のリヤカーマン永瀬忠志さん。
そして超絶過酷なアドベンチャーレースの田中正人さん。
今挙げたメンバーはクレイジージャーニーで特に私が好きな人たちで特にぶっとんでいる人たちだ。
わりかしどの回も楽しみに見ている私ですが
昨日(2024/03/04放送)のクレイジージャーニーで
この人の事を書きたいなと思いnoteを開いた。
※少しネタバレになります
究極の男。蟻探求家の島田拓
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133036375/picture_pc_47cb94e6c2a8ff9368074b5ac4e88eb1.png?width=1200)
サムネと、上の画像を見てお気付きのように
この方は、ただ蟻が好きなだけなのです。
私は結構な虫嫌いです。
子供の頃は、五つ離れたお兄ちゃんにくっついて、外で活発に遊んでいたので、当時は虫に恐怖心など抱いていなかったんですが
いつしか歳を重ねるごとに虫が嫌いになっていることに気付いた。嫌いになった理由も経験もトラウマもないのに。(笑)
触るなんてもってのほかだし、私の人生には縁遠い生物となった。
そんな私が今回島田さんをフューチャーした理由は
ただ蟻が好きなだけ。
でこの活動をしていると言う事。
他のクレイジージャーニーメンバーももちろん
一つのことが好きで、探求心があって行動力があるからこそこういった活動をしているんだと思うんですが
島田さんはなんだかちょっと違う。
公園に行って、突然蟻を見つけて!
と言われればすぐ見つけられそうなもんだが、街にいる昆虫や、珍しい虫、ましてやジャングルにいる蟻にアンテナを張っていたとて、簡単に見つけらるものではない気がするのが普通。
しかし!
島田さんの手に掛かれば見えない昆虫など存在しないと言っても過言ではない。
どんなに離れた場所からでもお目当ての昆虫を自分の目で見つけられ、瞬時にとっ捕まえることができる。
その姿を是非一度お目にかかっていただきたい。
アフリカの未開ジャングルで幻の生物を追う旅〜後編〜
3月4日に放送されたクレイジージャーニーでは
2週に渡り、アフリカ旅の後編が放送されたのだが
彼の凄さと奇人さが見て取れる。
日本にいる蟻ですら全部一緒に見える私だが
日本だけでも蟻の種類は300種ほどいるらしい。
世界に蔓延る蟻達は日本にいるような蟻ではなく
世界にはその種類ざっと一万種。
平和で、攻撃性がないのが蟻!という勝手なイメージでしたが、世界の蟻は訳が違います。
毒を持つ蟻もいれば、刺されたらアナフィラキシーショックを起こしてしまうほどの蟻もいます。
軍隊蟻に囲まれた日には人生終わりの可能性も。
今回の旅では
番組スタッフと、島田さんをリスペクトする昆虫学者の丸山さんとタッグを組み、幻の生物を探すロケをしているんですが
今回島田さんが見つけたいのは
サスライアリの女王アリ
だそうです。
この女王アリ
サイズにして10cm程あるらしい。
激気持ち悪いwww
世界最大のアリらしく、写真で見るのも珍しい程で、未だ日本人で見た事がある人はいない。
こんなもん見つけたら、私は恐怖で発狂するが
彼にとっては蟻がお宝のようなもの。
このサスライアリの女王を見つけた暁には
世界から称賛を得れるほどのビックプロジェクトで歴史に残る偉業だ。
サスライアリの女王アリは、長い時間をかけて引越しをするので女王アリを見落とさないように見張ってるしか術はないらしく
その見張り方が奇人そのものであった。
虫捕りの聖地カメルーンエボゴ村へ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133233365/picture_pc_66113541b82f50f6e07469e308581881.png?width=1200)
遂に始まった、お宝探しの旅!
見つけた蟻の巣を攻撃し、引越しが始まったら、くまなく蟻の行列を観察し続ける。
その中から世界最大5cm越えの女王アリを見つける作戦が決行された。
いくつかの仕掛けを設置し、そこから4時間程は蟻たちがどこに引っ越すかの会議をするらしい。
それまでアリ達の動きはない様子。
島田さんはこの日3時間しか寝ていないため、引越しが起きるまで休憩を取ろうと丸山さんが提案したところ
島田さんは奇人なので
ここで休憩できる
と話すのです。
彼のこれまでの経験からか、その場を離れる事を選ばなかった。
結局島田さんは一人巣の前に残った。
そして20分後
アリ達の会議から4時間ほどは始まらないと言われた
引越しが始まったと島田さんから一本の電話が。
これは、ずっと情熱を持って取り組んでいる、島田さんだからこそ訪れた奇跡だと私は感じた。
私が今日突然カメルーンに行っても、巣を見つける事さえ出来ないはずだ。
そして始まった引越し行列だったが
ここから信じられないほどの苦行となる。
6時間後には日が暮れて、真っ暗な中引越し行列を見つめることになり、途方のない行列を見続けること9時間。
未だ島田さんは一歩もそこから動いていない。
彼は疲労と睡眠不足から幻覚が見え始める。
人間究極のところまで行くと、幻覚が見えると
聞いた事があるが、そんな経験は当たり前に一度もない。
蟻の行列を見ているだけなのに、茂みにある葉っぱが人に見える。と言うのだから驚愕だ。
行列を見続けて、22時間が経った時
彼は少し遠くを見つめながら
スタッフに
諦めますか
と言った。
その言葉を放った瞬間
力尽きたようにアウトドアチェアに腰掛けたまま
眠りについてしまうほど疲労困憊だった。
そして迎えた最終日。
彼は悔しそうではありながら、いつもの笑顔でまた女王アリを探しにきたいと話す。
その笑顔を見ると、本当にただアリが好きなんだなって。伝わってくるんです。
いつまでも子供心を忘れない島田さんの表情と活動に人々も夢を見るのかもしれない。
好きを追求する
結局今回の旅で目当ての女王アリには出会えなかった。
だが、人間が窮地に追われた時に出る、凄まじい底力みたいなものを発揮できるのも、好きなものに対する情熱も、いいものを誰かに共有することも、好きなものを広げていく活動も私たち人間にしか出来ない。
小さい頃見たアリに興味を持ち
彼の人生を動かしたのも
それで生計を立てていけるのも
最高の助手、昆虫学者の丸山さんと出会えたのも
ただ蟻が好きだったからだ。
島田さんの熱量と、行動力に人がついてきたのだ。
私は島田さんを知ったからと言って
虫が好きになったわけでもないし
触れるようになったわけでもない。
でも、人が本気で何かに取り組んでいる姿を見ると
ワクワクしてしまうもの。
島田さんと丸山さんの関係性に憧れたり。
嫌いなはずの虫なのに、彼の活動に興味が湧くのも、応援してしまうのも彼の人間力なんだろう。
今回もとてもワクワクさせられた。
昆虫は触れないけど、生態系には興味がある。
同じ地球にまだ見たことのない物が溢れている。
私の人生もまだまだこれからなのかも🐜
最後まで読んでくださった方ありがとうございます!
今日は少し珍しい記事となりました。
大好きなクレイジージャーニーで見つけた大好きな奇人の一人を今日はご紹介させて頂きました。
私も自分の好きな物をもっと追求していこう!
刺激をありがとう島田さん!!!
世界を旅する蟻マスター島田拓の
今後のご活躍も楽しみにしております🐜
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