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台湾の「知らない人、突然登場文化」が気楽で良い。

こんにちは、台湾台北市より、まゆーです。


台湾暮らしをする中で、時々発生する人との食事会やアクティビティへの参加するシーンにて。

日本在住時同様、

・会う約束をする・日程調整する
・誰がその集まりに参加するのか知る
・当日参加、おしゃべり楽しみながら過ごす

と、ほぼ当たり前とも言えるフローに沿って進むことが多いが、
”参加への障壁”で言うと、台湾の方が柔軟で気軽なことが多めである、
というお話です。


日本の友人・知人と会う約束をする場合、
たとえ自身が日本国内居住状態であっても、約束をした日から会う当日までの間が、
よっぽどタイミング合わなければ1、2ヶ月空くことがざらにあります
(特に大人になり、同年代だと子育て真っ只中な人も多いのもあり、予定の優先順位が 家庭>仕事>その他 にどうしてもなりやすく、人とのアポイントメントは連絡直近日時で決めにくいことが少なくない)。


もちろん台湾でも、子育てフェーズの方であれば、物事の優先度は同様になりやすいですが、
日々人とお付き合いをする中で、日本のそれよりは比較的フットワークが軽い方が多い印象なのが、台湾日常。


それに加えて本題。

あらかじめ予定を合わせていた友人・知人等とのごはん会にお邪魔したところ・・・

あれ、知らない人(参加者として事前に聞いてなかった人)もいる!

というシーン、台湾生活ではあるある。

(台湾現地レストランにて。私🙋‍♀️、パートナー🙋‍♂️、友人👱‍♂️、友人👩の4人出集合予定で参加)

🙋‍♀️:こんにちはー!今日楽しみにしてたよ〜♪

👱‍♂️:やあ!今日のご飯、楽しみだねー!

🙎‍♀️:そうやね〜!……あれ、(コソコソ)👱‍♂️の隣の彼、どなた??

👱‍♂️:あ、彼紹介するね!僕の大学時の友だちのJ!

Jくん👨‍🦱:あ、こんにちは!よろしくー!ちなみに横にいるのは僕の彼女👩‍🦰!

👩‍🦰:こんにちは〜!よろしく!

👩:👨‍🦱👩‍🦰さんたち、はじめまして〜!よろしく〜!

🙎‍♀️:(👨‍🦱👩‍🦰さん参加するん、知らんかったー!)
(👱‍♂️にコソコソ)あれ、いつ彼ら参加するの決まったん?

👱‍♂️:あ、昨日の夜誘ったー!一緒に喋るの楽しいかと思って!

🙎‍♀️:ほぉ。(こっそり聞く:🙍‍♂️は👨‍🦱👩‍🦰が参加されるの、知ってた……?)

🙆‍♂️:ううん!嗨~はじめましてー!


これが日本だったら、

「え、事前に聞いてなかった、知らない人いる……(ざわざわ)」

ってなること、少なくないはず。


台湾だと、まるで以前からの顔見知り・友人関係あったかのように、
当たり前のようにさらっと登場する方がいるのが、
そこそこ自然な光景。


これが、友人との集まりでご飯会レベルならば、
突然知らない人参加現象発生しても、「おおお……」程度で済むかもですが、
時にはどこかへのお泊まり旅行でも発生します
(=突然知らない人との旅行イベント発生w)。

それでも、まるで「初めまして」なんてコミュニケーションがこの世にないかのように、
簡単な自己紹介(名前名乗る+α程度)が発生するくらいで、
その後は既存友人と同様に接し、旅行を楽しむこととなる。


台湾生活開始後、初めてこの現象遭遇時は、

🙎‍♀️:ほぉ……🤔??

となりましたが、
2回、3回とそれを経験していくと、
逆にどんな場所でも、興味があればお邪魔しちゃっていいんだ!と、
人付き合いが気軽になってきた気がします。


その他にも、

・知らない人といきなりカラオケ
・知らない人といきなりボーリング
・知らない人といきなり山登り
・知らない人といきなりシュノーケリング
・知らない人多いパートナーの勤め先のチームビルディング合宿に参加(グランピングで1泊2日)
・知らない人の結婚式参加
・(参加した結婚式で)知らない政治家が宣伝乱入、知らないパフォーマーにお金を払ってパフォーマンスしてもらう
など……


「知らない人系イベント」の発生、やっぱり日常ですね(笑)

日常、どこかしらのレストラン、食堂でご飯を食べていても
いきなり同じテーブルの空き席に人が座ってくる
なんていうのも、ある意味「知らない人系イベント」の一種なのかもしれません(いや、違う?w)。


今となっては、
何かしら誘われたり、予定して参加するクローズドなイベント先で
知らない人が急に登場しても、あるあるな光景として、
知らない人との会話も楽しんでいる気がします。


そして、イベントが終わった後は、
台湾人必殺・「超速バイバイ!」で一瞬にして皆帰途につく。
その後全く会わない、一期一会だった、なんてことも多々
(あるいは数年後、いきなりどこかで再会イベントが発生し、誰だか全く覚えていない……話してみたら相手が覚えてくれてて、ああ!ってなったりw)。

※「超速バイバイ!」:
帰宅前別れ際のさようならが、あまりにあっさりしている現象
のことを勝手にそう呼んでいる。
日本人の集まりならば、バイバイ!の前にちょっとたむろっておしゃべりした後にバイバイ、が多いかと思うが、台湾人たちは友達同士、誰かの結婚式での久々の再会、職場の退社時間、親戚の集まり……どんなシーンでも大概は一言「バイバイ!」の後は知らぬ間に颯爽と帰ってしまう。日本人の私からすると、名残惜しさ皆無で物足りないことも(笑)。
オフィスからの退社時さらっと会社を離れられるのは楽だが。



知らない人と台湾国内旅行(パートナーの同級生中心+その周りの人たち軍団)
知らない人と台湾国内旅行でお泊まり(パートナーの同級生中心+その周りの人たち軍団)
知らない人の結婚式(パートナーの同級生中心+その周りの人たち軍団。パートナー同級生の新婦もほぼはじめまして)
知らない人とクリスマスパーティー(パートナーの高校同級生とそのシェアハウスメイト+その周りの人たち軍団)
知らない人と台北で豆花を食す(たしか言語交換会で出会った人+その周りの人)
知らない人と台湾国内山登り(パートナーの友人+その友達+その周りの人たちで)



これからも、そんな気軽に人の中に飛び込める日常をもっと生かして、
いろんな人と交流し、いろんな人の人生にお邪魔できたら良いな、と思いつつ、
引き続き台湾暮らしを楽しんでいく予定です。

みなさんが台湾にお越しの際は、こんな台湾らしい人との交流の場も、
機会があればぜひ楽しんでいただきたいです。

では、また〜!

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