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【悩み】学生時代の女友達との距離感

「仕事というボールは手放しても跳ね返ってくるけど、友達と家族は返ってこない」

いつだったかな、こんな言葉を見て、ありゃ、もしかして私そうなんじゃ?と思った。

仕事は手放しても返ってくるけど、友達と家族は手放したら最後、元に戻るのは難しい、ということらしい。

日本を離れて二年、色んな変化があったうちの一つが友人関係だ。

価値観が変わったせいか、学生時代毎日連絡するほど仲の良かった子は疎遠どころかすこし苦手になってしまった。
苦手になったことは悲しかったけど、今まで仲良くしてくれたことに感謝して今は距離を置くことに決めた。

それ以外には、時々電話する仲の子は何人かいるけど、それでもやっぱり距離はどうしてもできた気がする。
日本を出てすぐの頃はもっと頻繁に連絡を取っていた。

その子たちのSNSを見ていると、当たり前だけどその子の今の生活があるんだなと思うし、そこに私が入れないような気がして。
それを伝える方法もわからないし、そもそも伝える?どうやって?

アラサー女子あるあるかな。女友達の離別はかなしい。

この国にどれくらい長く住むかわからないけど、学生時代にできた友人に匹敵するような友人関係が築けるんだろうか、と思う。

ありがたいことに、こちらにも友達と言える子はいる。

ただ、それと日本で今まで築いた人間関係はまた違う。

失うことの怖さが、ここにもある。

手放したくないのに、握る強さがわからず、でもボールが自分から離れていっているのは手に取るようにわかる。


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