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水木先生のルーツ!「武良祭」に行ってきた
武良祭、皆様はご存知でしょうか?
二年に一度の奇祭。
この祭に憧れを抱き続けて早十数年。2023年10月、遂にその夢が叶った。
武良祭とは、隠岐の島にある「武良郷」という場所で行われるお祭りであり、そしてーー
水木しげる先生のルーツに違いないと言われているのである…!!!
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水木先生の本名は「武良茂」
言わずとしれた鳥取県境港市出身の大先生であらせられるが、祖先は隠岐の島の武良郷から流れて境港に渡り住んだのではないか、と先生は考えられていた。2007年、先生がこの武良郷を訪れた際、その妖怪感度の高さから、武良祭に宿る何かを感じられたらしい!
水木先生が何か感じとるという場所はいつだってものすごく私の好み、鷲掴みにされること100%である。よって私はこの武良祭が気になり続けており、いつか私も行きたいと長年思っていたのである。
旅というものは、神仏や怪異に出会いに行く行事である。
そんな信念で生きてきた私は、仕事でさえもなんとかこじ付けてそっちに行こうと誘導し続けている。かつてお芝居の巡業で行った各地、青森へ行けば恐山へ、岩手に行けば遠野へ。男鹿のなまはげ館、戸来村のピラミッド。お芝居が目的なのか神秘との邂逅が目的なのか、もはや分からなくなっている。
そしてついに憧れの隠岐の島である。そこで私は大学時代に学んだ古事記と、鳥取の因幡の白兎伝説、そして伊勢神宮、天皇までが1本に繋がるすごい体験をしてしまうのである…!
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東京から岡山へ、岡山からバスで米子へ。
米子駅の0番ホームから妖怪列車に乗っていざ水木先生の故郷、境港。
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そして境港駅からフェリーに乗って、憧れの隠岐の島。朝に岡山を出ても到着は夜だ。
船は1日に1便しか出てないため、乗り遅れたらおしまいである。
乗船したこの「しらしま」は、水木漫画にも登場しているし、境港から出る鬼太郎ラッピング船としては元々有名なのだが……
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知られざるはこの内装・・・
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これ、あまり知られてなくない?こんな内装になってるなんて調べてもあまり見つけられなかった。それもそう、利用客の大半は島民、もしくは釣りや仕事が目的の方。島と本土を結ぶ唯一のライフラインである。見渡してもご高齢の方や乗り慣れている方ばかりで「生活インフラ」という印象が強い。水木ファンが知る由もないだろう。しかも、ここから先がもっとすごい!
そもそも私、鬼太郎が好きというより、水木先生というお人に惹かれて惹かれてここまで至ったのであるが↓
「水木しげる先生」やその周囲の奇人変人は漫画によく登場されているが、グッズや広告になることはとても珍しい。何せ実在人物だ。水木先生が生み出したキャラクターや形を与えた妖怪は限りなく商品化されているが、ここ最近生誕100周年で水木先生の寝そべるロゴマークがたくさん出回ってるのだって嬉しくて仕方ないくらい、「水木しげる先生」あの絵が単一で商品になることは中々珍しいことなのだ。
私が人生で推しているのはまさに「水木しげる先生」その人である。船内のパネルは水木先生。そして隠岐島のブロンズ像も水木先生。
隠岐の島、すでにわくわくである。
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ロードが完成した小学生の頃おじいちゃんと一緒に遊びにきた思い出
さ、そんなこんなで隠岐汽船「しらしま」出港!高らかな汽笛に私は2等客室から甲板に出る!
他の方は誰も出てこない。当たり前だ。8割方は定期利用者さんである。船を物珍しいと思ってるのは私だけかもしれない・・・。
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甲板はいくつかあって、客が自由に出られる一番上の甲板に出た時に気付いた。あれ、これって・・・
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上が島根半島、下が境港
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そう、水木しげる先生のご生家の前を通れる!しかも船から!
水木先生の家の前は海で、幼少期はそこに停まった船の絵を描いたり、船から降りてきた海兵さんが水木先生のことを気に入って本気で連れて帰ろうとされたこともあるのだ!そんな数々のエピソードがあるご生家の前を、まさに船で!船側の視点で!体感できるなんて!!
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〜終〜
隠岐の島は島前・島後と主に2つの島群があり、港を幾つか経由する。私は今回島後の方へ向かっている。
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到着は夜。
予約してたホテルの送迎車に乗車。運転手さん(兼ホテルマン兼厨房スタッフ兼受付だったことが後から分かる)に何気なく聞いた。
「こんな良いところだと、Iターンや移住者も多いんですか?」
「いや、みんな出ていく一方です。高校生になったらみんな本土に行ってしまいます。」
そういえば、隠岐の島の高校生の話は時々ニュースで聞いたことがあった。そうか。
何となくこの時の島の空気や人の感じから、私は鳥取県東部(私の故郷)ととても近いものを感じた。
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次の日!!!!!
この日が2年に1度しか開催されない『武良祭風流』その日である!
さて、武良祭風流とは変わった祭りとして有名なのであるが
歴史は古く、2つの神社が奉る太陽の神様と、月の神様が出会うお祭りのようだ。
祭の所々で、陰陽道にまつわる3の倍数の手、占いのような方式が見られる。また、この祭は旧暦9/9に行われていたらしい。桃の節句や端午の節句、七夕等の年中行事の一つであり、9/9は「一番悪い日」「危険な日」だったということ。その日に穢れを祓う意味での祭りだったとか。
太陽と月が出会う、陰陽道での不吉な日というと、私は日食を連想するが、関わりはあるのだろうか?謎は多く分からないことだらけだ。しかし奇祭と言われるだけの祭である。期待は高まる!!
さてその祭の会場に向かうには!!!
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水木しげるロード(延長)を通るのである!!!!
隠岐の島に水木しげるロードがあること、皆様ご存じでしたか?私は今回はじめて知った。
水木しげるロードといえば、境港駅から水木しげる記念館前まで伸びている観光地である。年間150万人も訪れる観光スポットとして有名だが、なんとこのロード、紆余曲折の後にこの隠岐島島後まで伸びていたのである!!なんと!!知らなかった!!!
港から会場方面へ向かう道すがら、所々に設置された妖怪ブロンズ像。そしてこれが境港の水木しげるロードとはまたひと味違う!そもそも島自体を横断する程の距離があり、車がなくては行かれない。なんかもう、ロードっていうか、ロードって言っていいの??というちりばめられ方。
祭が始まるまでの間に
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レンタカーを走らせる。時間との戦いである。(お祭りは11時開始)
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ブロンズ像は島後の各名所に設置されているため、妖怪を追えば一緒に島を堪能できる。
因みにこの旅に出る直前、岡山で自然栽培をされているドレッドヘアのヒッピーのお兄さんに隠岐の島のおすすめスポットをお聞きした。(彼は隠岐の島のご出身)
その彼からおすすめされたのがこちら、琵琶ぼくぼくのブロンズ像が置かれていた、水若酢神社。
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神様が見守っているのをありありと感じられた。ここは空気感が明らかに違って、私にとっては生涯忘れられない場所になった!
さて、続いては
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レンタカーを走らせ寺の前で写真を撮っては即座に乗り込み発車する。すれ違う人は誰もいない。妖怪に想いを馳せている間はなくお祭り開始時間迫るタイムアタック!(朝弱くてゆっくりしちゃったせい)
地図を片手にどんどん走る🚙続きましては
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天吊しは普通のお店の前にあり、なんかもうお店の一部と化していた。お店でゆっくりする暇もなく、次はダムへ向かう🚙
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車を降りて連写、即座に次に向かう。
ダムのお仕事をされているらしい隣の施設の職員の方が不思議そうな顔でこちらをご覧になっていた。挙動不審でごめんね。
そして暫く山道を走ること数分。
深い山の中に現れた不思議な景色🌲
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さすがに想いを馳せずにはいられず、ぼんやりしてしまう。既に早めに着いて現地でゆっくりすることは諦めたのである……
そうして車を走らせること数分🚙
遂に………!💪
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遂に……!!!!!!!💪💪💪
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オタク特有の独り言が止まらない!
憧れの地
武良郷へ到着!!!!そこから車を進めると
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すぐに出迎えてくれるのがこちら↓アマビエ像
しかもこの地点、後に分かるがお祭りではわりと重要な中間スポットに立っていた。
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こんなに有名になるとはご本人も想像し得なかったであろうアマビエ氏
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また、地域中に立てられている看板に口角が上がらずにはいられない。激写に次ぐ激写。(水木先生といえば激写、激写といえば水木先生)
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さて、村には二つの神社がある
一つは八王子神社。こちらは太陽の神様が奉られている。幾段にもなる階段の上から御神体がおりてくるその直前!あと数分!!時間迫る!!!
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周りには地元以外の方も、記者も、テレビカメラマンも集まっていた!
一方、この八王子神社から直線距離600メートルくらい反対側にあるのが一之森神社。
そちらには月の神様が奉られている!そっちも同時刻になると山の上から御神体がおりてくるのである…!!
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開けた田んぼの景色の中で、ちょうど真ん中に見える位置にアマビエ像が鎮座DOPENESS
同時刻に降りてくる御神体は行列をなし、それぞれが村を回って「武良祭り場 唐傘の松」の広場へ向かうのである。つまりお練りはどちらかしか見れない!
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え、どうする?!行列、どっち見る?!
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そして来た道を走る
こっち見る?!
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走る!
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見えにくいけど山の上の方に神社が
わー!神様が下りて来なりました!!!!
↑この近づいてくる重い大きな月神の御本尊。兎が描かれています🐇なんとこれが月の神様🌝
そしてお練り行列の方々は皆、口に榊を咥えてらっしゃいます🍃なんとお祭り中は、一言も発してはならないそう!
しかもこの行列は神様の通り道。見学している方々も決して横切ってはいけません!
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アマビエ像を挟んだ先に、先程の八王子神社が見えます。あっちはあっちでなんかされてる模様
見たい🥲
近くにいらしたおばさまとお話しましたが、「この祭、体が二つ必要なのよ!」とのこと。向こうの太陽の神様の方がどうなってるのか気になって仕方ない。しかも次回は2年先!
実は私が今回こうしてこの島まで行くに至ったのは、いつか行こういつか行こうと先延ばしにしている間にコロナ禍となり、その間島民以外は参加禁止になってしまったのです。もしかしたら永遠に行けなくなる可能性があるかもしれない。そう思って解禁になったこの年に来ました。今回はまさに4年ぶりの島外人が参加できるお祭り!
↑力強い甲冑姿の踊り、なんと、祭が始まったら最後、この方は腕を肘より下におろしてはならないのです!!!!キッツイ決まり!!!!
周りに控えている方々は、彼の肘を支える係なのです!!!祭の最中ふと肘がさがってしまわないよう、何人もの男性がその肘を!支えます!!
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これは神様の通り道に足を踏み入れる人が現れたら成敗する為のもの!ほんとに趣深い
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そして…!
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水木先生エエェェぇーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こっからがまぁすごい✨️
日天、月天それぞれは、開けた場所にたどり着きます。その真ん中に佇む大変立派な松の木。この木の周りを、お互いの行列がぐるぐると周るのです。
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↑こちらの動画見てください!!
月天の兎に対して、なんと日天は………
足が3本‼️‼️‼️‼️
そう!八咫烏なのです!!!!
太陽神八咫烏説は方方で云われていますが、隠岐の島にこんな風習が残っているなんて!!!!
八咫烏は松の周りを移動する時は羽を広げ、止まる時は羽をしまいます。
同じく対局側で練り歩く月天の兎もまた、動く時は駆け足に、止まる時は座る姿勢になっているのです!
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月天と日天はお互いに丁寧なご挨拶をし、松の周りを周り終えると祭壇に奉られます。野菜や海産物、お酒等の沢山のお供え物が祭壇に次々にそえられていく様子を見ておりました。
しかし、驚くべきはこの供物のみならず…!
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裸の子どもたちである!
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村をお練り行列している時から、青年の方々が白塗りに丸い頬紅をされていたのですが、解説によると「紅白のものはお供え物」とのこと。この紅白を身に着けた島の小中学生たちは、なんとお相撲の原始のやり方を今からされるそうです。彼らはニコニコしながらも、お口元に注目👀口に榊を咥えているのです🌿そう、彼らも儀式の最中は喋ってはいけません!!
お相撲といっても取っ組み合いをするわけではなく、この動画のような様々な動きを繰り返します。この動きは全て3の倍数。3の倍数は陰陽道のやり方らしく、古代の空気感が残る奇妙さに私は全身ビリビリ興奮しました。
動画にあるように、お相撲と同時に後ろの道では馬が走ります𓃗これが何度も何度も!流鏑馬のようなことをしたり。この馬に乗る青年たちもまた、白塗りに頬紅。これら全てが神様へのお供え物だそうです。
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中学生くらいの女子たちによる美しい神楽も同時に舞われて、その音楽の中で馬の嘶きが響くという何だかカオスな感じ。まさに奇祭っぽい!!
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さて、ここで突然ですが、私の故郷は鳥取県鳥取市である。鳥取市といえば「因幡の白うさぎ伝説」が有名で、鳥取市民ならば幼少期から教育されてきたために、大黒さまのうたは全員が歌えます。
イントロ聞いただけで条件反射の鳥取市民
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上の矢印が今回の武良祭風流の場所
因幡の白うさぎは古事記に出てくるお話で、白兎海岸の沖にある小島から海岸へ帰ろうと、兎が頭を使ってアレコレ手段を考えるのですが、このお話に出てくる小島、実在しておりまして
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こちらは白兎海岸の観光公式ホームページから引用↓
こんな感じで、海岸に立つとすぐ見える小さな島です。2000万年前の溶岩から出来ているとのこと。岩の上には鳥居があります。
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そうなんです。この島の名前もおきのしま。漢字は違うけど、おきのしま。
また、白兎白兎と呼ばれていますが、原本の古事記では素人の方のしろの字「素菟」と書いて「しろうさぎ」と読むんですよね。
ところで隠岐の島には、オキノウサギという隠岐の島にしかいない固有の種がいます。
冬になっても毛が生え変わらない、年中通して茶色い、そして天敵がいないためめちゃでっかいうさぎさんです𓃹
素菟……素のままのうさぎ………?
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そして、隠岐の島ってそもそも、海上のカルデラの島らしいです。つまり火山。隠岐の島産の黒曜石は非常に質が良いことで有名。出雲大社に奉納されている黒曜石は全て隠岐の島産だということ。(大国主が奉られているのが出雲大社)
そして白兎海岸のおきのしまも溶岩……それこそ太古の昔はもっと近かったかも。
そもそも古事記は、大化の改新で前の歴史が全て書き換えられたタイミングに関わる書物とも言われている。何かしらの歴史的メッセージが込められている、なんて都市伝説では言われていますが、その中には天皇家が移民だったことが記されているとする説などもあります。(大学でも公式に研究されてる説です)
さて、この晩泊まった宿がこちら。
このゲストハウス、お世辞抜きでめちゃくちゃよかった😭😭😭古民家リノベ、店主の捕れたて海の幸、しかもめちゃトーク楽しい。
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はい、この伊勢命神社、何故か島民からは「内宮」と呼ばれている。
「内宮」といえば伊勢神宮でしか使われない名称。伊勢神宮といえば天照大御神である。
「内宮」があるならば「外宮」もあるのか、というと、なんとあるんです!それが最初に向かった、あのドレッドヘアのにいちゃんおすすめの!琵琶ぼくぼくのいた!太古の時間が流れていた!あの!
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水若酢神社…!!
そしてこの神社の神紋、菊なのである・・・・・
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え???それってもう、天皇家じゃ???これらのことをものすごく綺麗にまとめている方がいた↓
つまり、天皇家は大陸から隠岐の島を経て、伊勢神宮へ行ったってこと??しかし何かしらを隠すために、隠岐の島の神社は天皇家の名前を伏せて、仮名の神社になっているということ?しかし全ての神社の造りは隠岐の島に原型があり……
大国主の国譲りって、元々いた出雲族とここでぶつかったってこと??
素菟は月の神様?????
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(何故去年の出来事を今頃記事にしているのかと言うと、この後私は家を失い、流浪の民となったからです。それはまた別の記事で👋)
読んでいただきありがとうございました✨️