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「ルールブックの改正」 松山智一さんから学んだ現代アートとは?

アートとは何か。
愛知トリエンナーレ後、現代アートに対する考え方が揺れている。現代アートは何をしてもいいものだ、そう認識されてしまい、世間からアートに対する乖離が広がった可能性がある。

私は今こそ、アートの良さを日本に発信していきたい
アートの良さを発信していく中で、現代アートと世間の乖離を減らしていきたい。

ニューヨークで活躍している日本人の現代アーティストがいる。松山智一さんだ。以前寺田倉庫にて、松山さんとお話させていたたいたが、その際にアートとは何か、深く考えるきっかけをいただいた。

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松山さんによると、
現代アーティストのやるべきこととは、
自分たちの時代を自分の言語で投影すること」だそうだ。

松山智一さんの記事 現代アートとは自分流に「時代を切り取る」仕事 「1日2ドル」の生活から世界市場へ https://president.jp/articles/-/30366

によると、現代アートとは、以下のような特徴があるようだ。
●現代アートとは西洋美術史の文脈のなかで、そのアーティストの生きている時代を切り取って、そこにアーティスト独自のステートメントを組み込んだものです。
●作品に説得力があるか。見た人が「新しい」と思うかが大事。
●芸術家がやることは「ルールブックの改正」です。
●芸術家がやることは、
自分勝手な表現行為ではないし、職人技を極めたものづくりとも違う。

アートに関して表現の自由について主張されることがあるが、自分勝手な表現行為で他人を傷つけることはアートではないのだ。そこを勘違いして、表現の自由が失われたなどという話はおかしい。

表現の自由などの権利を主張する前に、
アートとは何か。いま一度、考えるべきではないだろうか?

※2019年10月20日(日)23:25より『情熱大陸』で松山智一さんの出演放送(見逃し配信は1週間見れます)
https://www.mbs.jp/jounetsu/

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