【ネタバレ】シン・エヴァンゲリオン観てきました【しまくり】
ゴリゴリのネタバレあり感想になります。読んでもいいって方だけ読んでください。
考察とかは特に無いかな。おそらくダラダラと感想だけを書き続けてく事になると思う。ってか、よーやっと考察動画とかが解禁されたw(観に行った一番の理由がこれ)
前日に序破Qのおさらいしてから観てきてよかった、ほんとよかった
めっちゃ長い感想、いきます
ネタバレ禁止線
ネタバレ禁止線
ネタバレ禁止線
ネタバレ禁止線
ネタバレ禁止線
こんなもんで大丈夫かな
『終わっちゃった』って感想がほんと強いですね
全体的な感想ってのが難しいので、各キャラにスポットを当てて
・トウジ
作品通して一番印象強かったシーンがトウジがご飯用意してたとこだった。
「台所に立つなんて男のすることじゃあらへん!」とか言ってたあのトウジが当然のように台所からご飯用意して出してくるんですよ。そんだけ世界が変わってしまったって事なのか、トウジが大人になったのか。いや大人になっただけじゃたぶん変わりにくい部分なので、そういう世界になってしまったんだっていう表現の仕方なんだろうね。
あのトウジが、妹大好きなまましっかりと成長してくれていてすごく嬉しかった。シンジへの対応の仕方でケンスケと意見を出し合いながらも、ケンスケの意見を尊重して立ててたとこもよかったなー。これに関してはきっとアスカの前例があって、ケンスケのほうがこの手の対応は得意だと思ってたから自分が退いた形なんだろうね。退けるようになったトウジ、偉い。
・ヒカリ
「○○のおまじない」シリーズ好きです。あの惨状じゃあおまじないってすごく大事になってくるよね。
トウジとケンスケには中学の頃の名残があったけど、順当に成長して大人になったのがヒカリという印象。
たぶんアヤナミレイに仕事を紹介してくれたのもヒカリだと思うんだけど、なんかすごく人を見る目があるよね。何も知らなさそうなアヤナミに農作業させようとするのは難しいことだと思う。それ以外の仕事が無かったってだけかもしれんけどw
・ケンケン
我らがケンケン!
ミリヲタのサバイバル知識すげーっすわwテレビ版ではひとりでサバゲーとかしてたもんなーw
トウジのオプション程度の扱いだったのにすごい出世しましたなぁ・・・
ケンスケはいつアスカの頭を撫でたんだろうね?破の直後ってのは考えにくいから、サードインパクトの後なのかなー。式波には加持さんへの想いとか無いけど。そうするとやっぱり、シンジを失った後である破の直後になってくるのか・・?いやでも中学生の頃のケンスケがアスカの頭に触れた日にゃあ(以下ループ)
アスカ出発のシーンで「今日だけは」って言って撮影してたの良かったし、それを本気で拒まなかったアスカ良い。お前ら末永く幸せにやってくれ!
・加持リョウジ(2代目)
宇宙世紀でも次世代(バナージ)を演じてるし、エヴァでも次世代である加持リョウジを演じてて、うっちー美味しいよなぁw
彼が友達と写っている写真をミサトに送るってのはすごく良いなぁって。ひとりの写真じゃなく、友達と一緒に写ってる写真ってのがすごく良い。
加持さんも子供の頃はこんな感じだったのかなー?畑仕事とか好きだし、そういう好奇心旺盛そうなとこがきっとそっくりなんでしょうね。
・青葉&日向
もうこいつらさー、PVの時点もうグータッチ最高すぎたのにさ!本編でも良かったよ!青葉の存在感の薄さとかもうね!青葉に存在感あったらそれもう青葉じゃないからね!
新劇場版って日向のミサトへの想いの部分がオミットされてるんだけど、そこんとこってどうなってんでしょうね。割とね、下心があるからこそミサトを贔屓してるとことか好きだったんですよ。たぶんその手の描写が一切無いよね。ミサトは加持一筋っていう線でいきたかったのかしら。
・マヤ
リツコを信頼しきってるとことかほんともう最高っすねw
Qからちょっとキツくなった印象があったけど、最終的には柔らかい部分も出てきて、こいつもたいして変わってねーなーって思えてよかったw
そういう点では、同窓会感も出てる作品なんだなー
・ミドリ
実は今作の一番よーわからんポイントは、ミドリが銃を下ろしたとこ。サクラはまだわかる。ミドリはよくわからん。
空気読みだから、空気読んで銃下ろした?そんなバカなw
そんだけミサトを信じてたって事なのかな。あと10回ぐらい見ないとわかんないや。
・サクラ
もうお前シンジと結婚しちまえ!旧作にいなかったマリをメインヒロインにしたかったんだろうけど、その条件なら同じなんだからサクラとくっつけよもう!シンジサクラ推しだよちくしょう!トウジがシンジのお義兄さんになっちゃう?上等だよ!!
言い過ぎました、ごめんなさい。でもまぁ言うたらシンジとマリも友人って感じなんで、シンジにとっての恋人はサクラなのかもしれない。
サクラ本人にはシンジを命の恩人と見てる可能性もあるけれど、作中では過去のシンジを知らずに今のシンジを一番よく見てる人物なんだよね。今のシンジだけを見てくれてる人を、大切にしてほしい。
・リツコ
まーたゲンドウ撃ったよ!今度は躊躇無しだよ!って思いましたが、今回はリツコにもゲンドウへの想いってのが無いんだなー。
そう考えると今回結構謎キャラっすね?母との確執も無く、猫の話も無く、ゲンドウとの色恋沙汰も無く。あれ?新劇場版ではMAGIってなんなん?w
構図をシンプルにした結果、ミサトの相棒であるエンジニアっていうパーツでしかなくなっちゃったのかな。逆に悪役要素が消えてスッキリしたキャラになってていいか。
・加持リョウジ(初代)
リョウちゃん!
カヲル君と仲良くやってんのは意外だったけど、あとから考えてみるとすごく良いパートナーですね。相性良さそう。新劇場版では黒い面も出ず、最期までかっこよくて、素敵な畑仕事好きなにーちゃんって感じですごく好きです。
よくよく考えてみると、『色々なしがらみがあった旧作リツコ』から上で書いたように『シンプルな新リツコ』になって加持が生き残ってるんであるならば、旧作で加持を撃ったのはリツコ説が濃くなってくる・・?考えすぎ?そもそも加持さん撃たれるの時期的に破より後か。
・ミサト
ミサトさんが生き残る世界線無いんですか!?
あなたも大概シンジ君の事が大好きですね!その印象が強すぎてあれこれしてたの全部ぶっ飛んじゃったよw
いつものミサトさんすぎて特に書く事が無いw
・冬月
13号機がダブルエントリーシステムなのはゲンドウと冬月が一緒に乗るためだと思っていたのに・・・ちくしょう!
冬月の行動原理はゲンドウと同じ『ユイに会うため』だと思ってたけど、なんかちょっと違くて、『ユイの選んだゲンドウが独りにならないように一緒にいてあげた』みたいなニュアンスだったのかなー。『ユイとゲンドウの子』を見ていたマリとの対立構造もそんな感じよね。
・ゲンドウ
結局、ゲンドウのした事ってなんだったんだろうなー?(したかった事ではなくて、ね)
広い目で見るとさ、ゲンドウがいなかったらゼーレの思い通りに人類補完計画が発動して人の形が無くなっちゃってたわけだ。そうするとゲンドウって人類補完計画を阻止するためには絶対に必要なピースなんですよね。人類補完計画したいヤツら(ゼーレ)と人類補完計画したいヤツ(ゲンドウ)がぶつかりあって、結果的に人類補完計画が発動しなかったっていうよくわかんない流れw
と思ったけど、これユイの思惑通りなのか!下の項目に続く。
・ユイ
お前が全部裏で操っていたって事なんだな!?
最終的にゲンドウとシンジが和解するところまで読んだ上で、自分はエヴァの魂になり、世界を人類補完計画から守っていた・・?ユイちゃんぱねえな!!
今ぽっと頭に浮かんできた話ではあるんだけど、もうこのパターンしか考えられないw
あぁ、全部ユイの手のひらの上だったわけだ。よーやく納得いった。冬月先生に限ってはそこまで見越してた可能性あるな。マリもか。
全部腑に落ちた。さんきゅーユイ!これで私の中でエヴァンゲリオンが解決したよ!!
つまりだ
『元々ゼーレと関わりがあったユイが人類補完計画の存在を知ってしまった。ユイは人類が好きなので人類補完計画を阻止したい。だけど自分の力だけでは阻止する事ができないから夫と子に託そう。私が死んだ上で夫が人類補完計画の存在を知ったら、きっと私の事が大好きな夫は人類補完計画を利用して私に会おうとするだろう。私たちから産まれた子はきっと真面目に育ち、そんな父の計画を阻止しようとするだろう。でもいつかちゃんと和解してくれる。そうしたら人類補完計画は阻止される。それまで私はその子を守ろう。』
きっとこんな感じですね。人類補完計画をゼーレの手からゲンドウの手へ移動し、ゲンドウが相手であれば自分がコントロールできるだろうっていう考え方かなー。
・アヤナミレイ
なんかすっげー良いキャラになっちゃいましたね。
『好き』は力。最後にプラグスーツが白くなった時は震えた。
よくある『身体の大きい赤子』感が強く、いろんな事をどんどん吸収して学習してく(実際に学校にも行ってたしw)のが印象的。学習しながらコロコロ表情が変わってくのがかわいかったー!
・綾波レイ
公式ロング綾波だやったー!
あれって結局ずっと初号機の中にいたってことよね?リツコたちは見落としていたのか、それとも黙認していたのか。まぁどっちでもいっかーw
・アスカ
色々ぶちまけてくれてわかりやすかった。これが最後だと悟った上で話したい事は全部話していったんだろうね。
元々アスカは使徒化するために作られたってことよね?2号機凍結させて3号機渡せばエヴァ乗りたがりのアスカは絶対に乗ってくれるだろうとわかってるゼーレやばいな。そういう教育をしてきたからなんだろうけど。いや、使徒化させたかったのはゲンドウか。
ってかケンケンと一緒にいる時のアスカかわいすぎるのでもう末永く以下略
・カヲル
だいたいわかってた事を公式的に語ってくれた感w
でもなんだろ、『シンジ君、シンジ君』だったカヲルが、自分の幸せの事を考えてくれていたのは嬉しかった。相手の幸せが自分の幸せになるのはとても素敵な事だなって。
・マリ
本気の時だけ名前でちゃんと呼ぶとこが好き。でもゲンドウの事はずっとゲンドウ君か。実際の年齢の時と今の年齢でなんか壁作ってる感じかね?
結局マリの目的ってのがイマイチ見えんかったけど、上に書いたユイの手のひらルートだとしたら、ずっとユイのために動いていたって事で納得できるね。全体を見渡してコントロールをしていたのは冬月とマリって事か。しかもその二人が信仰してるのは聖女ユイ様。
たぶんマリが考えてる事もあと10回ぐらい見ないとわからんので20回ぐらい見ます。
・シンジ
シンジさんですね、もう。TV版からもうずっと『好き』って言葉に弱すぎる気がするけど、まぁ好きって言葉にはそんだけの力がありますよねw
ちょっとすっ飛ばしすぎてた感もあるけど、それだけアヤナミから受けた影響が大きかったって事なんでしょうねぇ。
成長したというより、アヤナミから教わって開き直った、みたいな?
新劇場版って、シンジ本人の根っこは変わってないんだよね。変わってるのは周りの接し方、環境。環境を吸収しやすい子なんだと思う。今回はこういう環境だったからこういう結果になりました、っていう話。そうするとやっぱりこういう環境を作ったマリがすごいなってなっちゃうのか。
ちいと書いてて見え方が変わってきたんで、また序破Qを見てみようと思います。家でシンエヴァ見れるようになるのはいつかなー。