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LAAT ポートメッセなごや簡易レポ
藤井風LOVE ALL ARENA TOURに行ってきました。
今回も心に残っている場面を、簡易的にレポしていきます!
全体の感想
今回も、彼らの音楽と人間性の魅力爆発の素晴らしすぎるライブでした。
今回の藤井風さんのパフォーマンスは、ハミングからもう美しさと癒しがダダ漏れしています。
とてもリラックスしていて、表情から、声、仕草全てから楽曲の細かな感情が、伝わる感じでした。
彼らの音はいつもそうですが、会場中に響く声が、ピアノが、とても自然で優しい。
今までから更にそれが洗練されていて、あまりの癒しと美しさに自分の中に知らずのうちに溜まってしまったゴチャゴチャした感情が、洗い流されたような感覚でした。
セトリはこちら
1 The SUN and the moon
2 ガーデン
3 ロンリーラプソティ
4 それでは、
5 もうええわ
6 旅路
☆バンドセクション
7 damn
8 へでもねーよ
9 やば。
10 優しさ
11 さよならベイベ
12 しぬのがいいわ
13 青春病
14 きらり
15 燃えよ
16 まつり
17 grace
18 何なんw
登場は懐かしく穏やかに
早速曲の感想に行きたいところですが、登場がよかったので紹介します!
鼻歌と共に、甚平?浴衣のような衣装にチャリ漕ぎながらの登場でした。
バイクでも車でもバギーでもなく、チャリンコ。
なんて藤井風らしい登場…
ゆっくりと会場のステージの周りの通路を一周して、ステージへ。
なぜか懐かしい空気のチャリでの登場から、始まりへの期待と興奮を抱えながら、静まる会場。
さぁ、癒しと感動の始まりです。
どこか少しだけ温かみのあるライトの中、流れてきたのはThe SUN and the moon
人生で最も気持ち良い夜明けのような、澄んだ美しいメロディーが会場に浸透していきます。
その磨きかけられた歌声の響きに、演奏の壮大な世界に、耳から全てが持っていかれます。
ここにいる全員の太陽と月が綺麗に輝いているような空間でした。
ようこそガーデンへ♪
風さんの穏やかな招待と共に、曲は自然にガーデンへと移ります。
蝶が舞うようなハミングから、流れる音がすべて癒しとなって染み込みます。
一曲目のThe SUN and the moonの壮大で大きな一つだった世界から、規模が変わって、一人一人の中にあるガーデンが、少しずつ広がって育っていく感じがしました。
風さんの歌声から、彼のなかに広がっている美しいガーデンを、見せてもらっているような感覚でした。
私のガーデン果てるまで〜
からの高音が、今までからさらに滑らかで美しくなったように感じて、幸せでした。
一斉に草花が更に咲き誇り、蝶や鳥たちが高く広く舞い上がって、最後は静かに花びらが散ってゆく映像が浮かびます。
聞くひと一人一人の中にある、美しいガーデンです。
風さんいわく、みんなで息をする曲。
綺麗なもんだけ吸って〜
嫌なもんすべて吐き出して〜
ロンリーラプソディはとても効果的なデトックスソングです。
この曲のおかげで、普段の呼吸が浅くなっていることに気づきます。
曲を全身全霊で感じるには、深い呼吸が不可欠ですね。
今回どの曲もそうですが、ハミングの細部まで丁寧で澄み渡っていました。
呟くように。もうええわ。
風さんから、もうええわって呟くような感じで、歌いたくない方は歌わなくてもいいし、歌いたい方は歌ってくださいと、流れ出すのはもうええわ。
こうして少しずつ声も出せるようになってきたのかと、少し嬉しくなります。
風さんの言葉の使い方の端々から、一人一人の気持ちや行動をできる限り、尊重しようとする姿勢が伝わります。
私はその在り方が好きで、彼の持っている沢山の魅力の中の一つだと思います。
もうええわっていうことで、肩の力が抜けて、救われる気持ちがありますね。
旅路
温かい音楽のなか、グリーンのライトが爽やかで、どこか懐かしく会場を照らします。
ライブの中盤でもうこんなに満足感で溢れるの?と自分でも驚くほど満ち足りた気持ちでした。
感動の涙からか、近くからは鼻を啜る音が。
全部まだまだこれからだから
イントロから踊れるdamnの始まりで、目が覚めたように弾けだす会場の空気。
ダンスメンバーが迫力の動きで会場を盛り上げてくれます。
バンドの楽しさが会場に伝わり、無邪気に踊れる、ライブ感ある曲です。
やば。ピンクの光はずるい
この曲にピンクのライトがめちゃくちゃ可愛いので、曲の時点で可愛さ満点な上に、もう可愛さ増し増しで幸せでした。
レーザーの光が、ポートメッセなごやの「変な」会場の形に当たる光景は特別です。
優しさのアレンジは、風さんの声と、TAIKINGさんの南風が吹くようなギターとの相性が心地良くて揺られている気分でした。
優しさは、鼓動を感じるピアノも大好きです。
まだ倒れとる…
死ぬのがいいわのメロディって、ずっーと聞いていられるくらい気持ちいいですよね
先祖を遡ってもこのメロディに馴染みがあったんじゃないかと思うほど、体をさらさらと染み込んで流れていくような音です。
最後のサビの迫力がたまりません。
紅白のパフォーマンスのように、倒れた風さん。
鳴り止まない拍手、拍手、拍手…
起き上がらない。
まだ、倒れてる。
あれ?起き上がらない?どうする?
というライブならではの間が、曲の空気を存分に含んでいて、死ぬのがいいわ、味わい尽くせました。
青春の煌めきの中に
儚いものばかりを求めて
いつの日か粉になって散るだけ
青春はとどめ色
青のライトが綺麗。
とどめ色ってどんな色でしょうね。
こんなに澄んだ青がそうなら、私なら、きっととどめを刺されていることに気づくのも、後になってからでしょう。
燃えよ
炎が円形のステージに沿ってリズミカルに上がる景色は、迫力があって綺麗でした。
この曲はやっぱり、拳をあげたくなります。
毎日愛しき何かのまつり
会場の手が上がるのを見ると、みんなで踊った風の秋祭りを思い出します。
曲調は新しくて、親しみがあって、懐かしい。
世界中の人が踊る姿を想像して、実際にそんな光景を見てみたくなります。
この曲は白です
ファーっと光が差し込んでくる。
そんな演出に感じるライトを背に、graceが始まりました。
風さんが、本当に手の先まで、光って見える。
いや、光ってるんじゃないかと思う。
白い光は会場も照らす。
こんなふうに一人一人が輝いて、お互いを照らしあえたら、すごくいいなって思いました。
何なんw
風さん 次が最後の曲になります。
会場 え〜
風さん え〜って言われたの初めてなんじゃけど、、ありがとう。
話す前にスマホを構え始めた様子を見たのか、風さんはまだ言ってないよと吹き出していました。
LAAT で、撮影OKな一曲。
全力で歌う、弾く、走る。
間奏で思い切り飛び走る姿がポニョか少年に見えた人は多いはず。
こんなに元気になって帰るライブって、すごいと思います。
まとめ
とこんな感じで、才能と磨き上げた技術と美しい感性で、私たちを癒しまくってくれたLAAT tour。
いつかずっずさんが書いてくれた、風さんの言葉。
距離があっても、なくても、心の距離は同じ。
同じ瞬間、同じ音楽の世界にいた感動はかけがえのないものです。
これからライブへ向かう方や、これから参加したいと思った方は、是非リラ〜クスして、のびのび、楽しんで来てください!
最後まで読んでくださってありがとうございました♪