上田万由子・フリーアナウンサー

局アナ経験を経て現在フリーアナウンサー(元TOKYO FM、TOKYO MX TV勤務)大学時代は歌手Libraとして活動。Ambient technoのCDアルバム「Forget me not bule」英詞にてリリース。NVC・非暴力コミュニケーション。親子読書会メンバー。

上田万由子・フリーアナウンサー

局アナ経験を経て現在フリーアナウンサー(元TOKYO FM、TOKYO MX TV勤務)大学時代は歌手Libraとして活動。Ambient technoのCDアルバム「Forget me not bule」英詞にてリリース。NVC・非暴力コミュニケーション。親子読書会メンバー。

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最近の記事

目覚めと共に、声。

2021.6月の備忘録 明け方のまどろみのなか、目が覚めるか覚めないかの中間くらいの時に、言葉が耳の中に飛び込んでくるような不思議な経験をすることがある。 先日は、どこからともなく "場を掃き清めよ 祈れ" というメッセージを感じて目が覚めた。 しばらく、そのことを考えていた。 場を掃き清め、本来あるべき姿の場に立ち戻る。つまり、ありのままの自然の場に戻った時に、そこにはみえない世界が扉を開く、それは聖なる場所に繋がっているよ、という事なのかな?と。 夜に集っているクラブ

    • 「6年前の日記。」

      2018年1月18日 12:27 娘は今日も朝早くからランドセルを カタカタ振るわせて元気に登校した。 毎朝眺める日の出は少しづつ右っ側寄りに なり始めてきた。高い煙突の先にちょうど ロウソクの火みたいに太陽が昇る日は、 春の鶯が鳴く頃かな。 朝は苦手なお弁当作りで始まる。 毎日キッチンは無法地帯の如く荒れ、 お弁当箱が満たされる頃には、切れかけのキャベツ、梅干しの種、萎びた海苔などがキッチン台に散らかり放題になる。 娘を送り出した後は、脱力感が半端なく すぐにキッチンのお

      • ねぇ、イザナミさん

        どーしましょ。 3月4日Good Mode Teamsが繰り広げる至高のイベント「音楽堂のピクニック」のプレイベント対談がYouTubeで行われ、竹倉史人氏と鎌田東ニ氏、お二人のお話が面白すぎて脳内で色んな事が巡りまくり、深夜なのに眠れませんっ! テーマは「宇宙 境界 輪廻」でした。 新月の影響かな?私は大抵、新月のタイミングの時は頭に言語が溢れます。 「古事記」のお話をお二人がされていたので、伊邪那美命のことを思っていたら、13年前、長女を出産した直後の私と伊邪那美命さんの

        • 映画「発酵する民」

          先週の金曜日、渋谷ユーロスペースでクラウドファンディングにより上映が実現した映画「発酵する民」を観てきました。私が長く続くコロナ禍で求めていたものって、あったかい人と人との繋がりだったんだなぁと、つくづく感じて胸が熱くなりました。 上映後、平野隆章監督が舞台挨拶をしてくださり「3.11東日本大震災の後、鎌倉の女性たちが脱原発パレードを行いました。原発に反対する気持ちを発信したけれど、彼女たちがその"良い悪いの判断"を強く押し出すよりも、もっと、まるっと超えたところで私たちは

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        • コトバの金平糖
          3本
        • ILLUSTRATION by mayooon
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        記事

          丈青のピアノ、松丸契のサックス。

          2021年5月5日、子どもの日。 下北沢のJAZZ BAR"No Room For Squares"へ 11歳の娘を連れて出かけた。 子どもらしからぬ大人な空間。カウンターバーが横たわり、その先に、天井の電球に照らされたアップライトピアノが佇む。 4度目の緊急事態宣言下なので、皆が静かにマスクをし、距離を空けて座る。その様子を見た娘は、少し緊張しながらも、一番前の席へと通された。 SOIL&"PIMP"SESSIONSのピアニストとしても名を馳せている丈青(Josei)と、3

          丈青のピアノ、松丸契のサックス。

          佐伯チズさん

          先日亡くなった佐伯チズさんの本を、寝かしつけた娘の横で読んでいる。大好きな女性。 42歳で最愛の旦那様をなくし、45歳で美容業界に再就職。60歳定年まで外資系企業に勤め上げた後に、銀座に自らのサロンを立ち上げ多くの女性を美しくする手助けをしていらっしゃったチズさん。たった1人の再出発の中、凛とした意志で逞しく生きる姿を示してくださった。 彼女の言葉で ◯夢はクスリ あきらめは毒 ◯お辞儀と姿勢は生き方の表れ ◯足を引っ張らず 手を引っ張る人になれ と

          あぁ、チョコ愛

          チョコレートが大好きだ。 けれど、市販のチョコレートだとミルクが入っていたり甘すぎて時々胃もたれしてしまうので、自分でせっせとローチョコを作っている。 ココナッツオイル50g 純カカオパウダー30g ココナッツシュガー適当 ナッツ類適当 これを混ぜて、型に入れて冷やすだけ。多分5分くらいで出来上がるのに絶品。クルクルかき混ぜる作業も魔女っぽくてよい。10歳の娘が食べると「なにこれ。にっっがぁあいっっ」と変顔するが、この苦味、渋み、コクこそがチョ

          自粛下の出来事

           ある日、駅前のカリカリチキンが美味しい有名店に並んでいると、食事宅配サービスのお兄さんが入ってきて「◯◯◯◯◯です。」と、英語と数字の混ざった受付番号を言ってレジ脇に立った。厨房から出てきた店員さんが「え、何番ですか?」と聞き返した。すると「今、言いましたよね?」と宅配のお兄さんは不機嫌そうに返答。困った店員さんは手元のタブレットに表示されたリストをじっと見つめている。 雑踏の中、しばし沈黙、、、 そばでやりとりを聞いていた私は勝手にいたたまれなくなって、思わず全然関係ない

          5月16日の音声

          グローイング アップップ 1歳10ヶ月の娘と歌ってみました。

          〜コトバの金平糖〜2018.1.18 娘、7歳の出来事。 学校のなわとび大会出場をかけて頑張ってき娘。前跳びを11分飛び続けて、見事出場権を獲得したらしい、ガッツある。 「跳びおわったらね、もー体力モーソーしちゃったよ。」も、もーそう?妄想? 違うね、それは消耗だね。 #子育て

          〜コトバの金平糖〜2018.1.18 娘、7歳の出来事。 学校のなわとび大会出場をかけて頑張ってき娘。前跳びを11分飛び続けて、見事出場権を獲得したらしい、ガッツある。 「跳びおわったらね、もー体力モーソーしちゃったよ。」も、もーそう?妄想? 違うね、それは消耗だね。 #子育て

          〜コトバの金平糖〜2020.5.12 娘、10歳。 夕飯で飛び出た娘のコトバ 「私チーズだーいすき!もしチーズフォンデュで、フォンデュするものが無くなったら顔フォンデュする。」ほんとか? #子育て

          〜コトバの金平糖〜2020.5.12 娘、10歳。 夕飯で飛び出た娘のコトバ 「私チーズだーいすき!もしチーズフォンデュで、フォンデュするものが無くなったら顔フォンデュする。」ほんとか? #子育て

          〜コトバの金平糖〜2017.6.17 娘、7歳の出来事。 猛烈に犬を飼いたい娘が、飼ってもいないのに3匹の犬の名前を考えた。「トンカツ」と「ヒレカツ」と「コロッケ」 #子育て

          〜コトバの金平糖〜2017.6.17 娘、7歳の出来事。 猛烈に犬を飼いたい娘が、飼ってもいないのに3匹の犬の名前を考えた。「トンカツ」と「ヒレカツ」と「コロッケ」 #子育て

          〜コトバの金平糖〜2017.6.27 娘、7歳の出来事。 最近。7歳の娘がやたら「まま、キスってどうやってするの?ままは、どこで教えてもらったの?」とたずねてくる。そして私の二の腕を練習台にして吸いついてくる。かーさん心配。。 #子育て

          〜コトバの金平糖〜2017.6.27 娘、7歳の出来事。 最近。7歳の娘がやたら「まま、キスってどうやってするの?ままは、どこで教えてもらったの?」とたずねてくる。そして私の二の腕を練習台にして吸いついてくる。かーさん心配。。 #子育て

          〜コトバの金平糖〜2015.5.13 娘、5歳の出来事。 まま、おこる時は歌いながらにして。 そしたら、こわくないから!」と言う娘。 「なにそれ、どんな風に?」と私。 「そんなところ〜にぃのっちゃだぁ〜めぇ〜🎶」と歌う娘 。 そんなミュージカルみたいに怒れるかい‼ #子育て

          〜コトバの金平糖〜2015.5.13 娘、5歳の出来事。 まま、おこる時は歌いながらにして。 そしたら、こわくないから!」と言う娘。 「なにそれ、どんな風に?」と私。 「そんなところ〜にぃのっちゃだぁ〜めぇ〜🎶」と歌う娘 。 そんなミュージカルみたいに怒れるかい‼ #子育て

          宝物。

          今日は私の祖父の命日。 私が0歳の時に他界したので、全く記憶はないが、人生で1番の宝物「万由子」という名前を付けてくれた。 父方の祖父は新聞記者だった。経済の記事をはじめアフリカに長期滞在をして現地取材をしたり、太平洋戦争下は特攻隊出撃前夜の若者たちの記事を書くなど様々な経験をしてきた。 そんな祖父の夢は新聞記者を引退したら大好きな短歌を思う存分詠んだり、歌謡曲の作詞家になって自由に詩を作ることだったそうだ。祖父は話も歌もお酒も大好きで、夕飯の後は、晩酌をしながら記者として経