KINGDOM「キングダム」を観て(ネタバレなし)
若造が上から目線で感想を書くことを先に謝っておきます。
先日、長いGWでだらけきった体にへばりついた重い腰を上げて映画「キングダム」を観に行った。
昨今、漫画からの実写化は大抵評判が芳しくない事がほとんどだが、とても評判が良いというのを耳にし、原作を読んだことが無い自分でも楽しめるだろうかと半信半疑の状態で席に着いた。
しかし、いざ映画が始まると、驚くほど壮大なスケールに圧倒された。
場を盛り上げる音楽、原作を知らずともしっかりと追える軽快なストーリー、豪快なアクション、目にもとまらぬ早さで繰り広げられる殺陣などの戦闘シーン、そしてなんと言っても登場人物を演じるキャストが素晴らしかった。
特に惹かれたのは「楊端和」演じる長澤まさみさんと、「王騎」演じる大沢たかおさんである。
下に張ってある予告に数秒だけ長澤さんが剣で多くの敵をなぎ倒すシーンが映っているが、その数秒でさえめちゃめちゃかっこいいのがわかるだろう。
スクリーンに映る楊端和はこれの数倍かっこよく、また、とても美しかった。
正直に言って惚れてしまうほど優美なのだ。
是非ともこれは映画館の特大スクリーンで観るべきである。
また、大沢たかおさん演じる王騎もこれまた非常にかっこいいのだが、楊端和とは違うベクトルのかっこよさがあった。
もう存在感が桁違いなのである。
「きみ、ほんとは前世王騎やろ」
そう言いたくなるほどに役がハマっているのだ。
なんなんだあの滲み出る迫力は。さすが王騎将軍!
また、主題歌であるONE OK ROCK「Wasted Nights」も最高だ。
これがネタバレしない範囲内での僕のキングダムについての感想です。原作を見たことがある人にとってはどんな評価になるのかわかりませんが、まだ映画キングダムを観ていない人が、少しでも観てみようかなと思ってくれれば幸いです。
あなたのおかげで夕飯のおかずが一品増えます。