本当にエロかった本棚
こんばんは、真夜中です。
前回、前々回に引き続いてエロい本棚の話をしていきます。
本来は毎週金曜日の更新だったんですが、木曜の夜に体調を崩しましてダメになってしまっていました。申し訳なかったです。
一般的に言う風邪の症状が出てまして、熱も38度近くまでいったんですが、結果的にはコロナじゃなかったです。そこまでしておいてコロナじゃないんかい?!とちょっと思いましたが、まあコロナであれなんであれ風邪はしんどいですね。久々に普通に風邪引きました。皆さんもお大事に。
さて、そんな中でしたが、本棚のことを考えているうちに「そういえば昔よく行ってた本屋があったなあ」と思い出しました。
実は僕は今でこそ関東にいますが、関西出身です。20歳までは関西で生活をしていました。しかし20歳まで生活していたと言っても、高校が全寮制だったので、実際実家暮らししていたのは15歳までです。
そのため、よく行っていた本屋というのは確か僕が小学校くらいの頃だと思います。それにしちゃ今でも結構よく覚えているので、本屋のことを思い出しながら本に関するエピソードを話していこうかなと思います。
最初に言っておきますが、取り留めのない話です。
■スーパーマリオくんは許されていた
僕の父母はそこまでお堅い方ではなく、どちらかというと「本当に悪いことは怒るけど、基本的には自己責任でどうぞ」というタイプでした。
先ほどの全寮制の学校に行きたいという話を当然親にしたのですが、特に大きな反対をされることはなかったです。そして大学の関係で関西から関東に行きたいという話もしましたが、それも大きな反対はされずでした。
色々あって大学に行かなくなりそうな時期があったんですが、それを母に話した時は「あんたが行きたいって言ったんだから卒業はしなさい」と言われ「そりゃそうだな」と思い卒業まで結構頑張ったのをよく覚えています。
そんな父母ですが、どうしても「アニメ・ゲームをやりすぎるとおばかになる」という世代でしたので、そこまで過剰に厳しくはなかったですが、小学生時代の僕に漫画を買い与える時は「こういう漫画なら良いよ」とある程度の制限をかけていました。
それがサブタイの「スーパーマリオくんは許されていた」というもので、コロコロコミックで連載されていたスーパーマリオくんは無条件で買うことを許されていたのです。
その理由が「1話・1巻で完結するから」というもので、要はワンピースみたいな続き物の漫画だと先が気になってしょうがないからマリオくんのような1話完結型であれば良いだろうと、そういう理屈みたいですね。
一理あるとは思うんですが、内容は小学生向けの下ネタめっちゃ多いものでしたけどそれはよかったんですかね。
ちなみに同系統とも言えなくもないクレヨンしんちゃんはダメでした。なんでですかね。たまに出る大人向け要素があるからでしょうか。
とは言えずっとマリオくんばっかり読むばかりではさすがに飽きますし、実際漫画は昔から好きだったので、自転車を手に入れた小学生の僕は街にある商店街内の本屋によく行ってました。
■ポケモン四コマ劇場の上にエロ漫画を置くな
商店街にあるその本屋さんは奥に長い形状でした。
左右に天井まであるような本棚になっていて、商品のほとんどが漫画だったような記憶があります。
店主はおばあちゃんで、お客には全く干渉してきません。確かちいさいテレビみたいのがレジにあってそれをずっとみてた気がする。
時代もありますが、本にカバーなどはつけられていませんでした。コロコロとか雑誌系だけは紐で縛ってあり、平置きされていたような記憶はありますが。
この本屋、小学生の僕には居心地がよくて、なぜなら無限に立ち読みしていても何も言われないのです。
小学生なので漫画を買うお金もそこまでないですし、月一のコロコロはその本屋で買っていましたが、立ち読みする時間と購入する金額は全く釣り合ってなかったと思います。今更ながら店主のおばあちゃんありがとう。今はもう店自体なくなっていたような気がするけど、次回の帰省の時にもう一度確認してみようと思います。
その本屋さんで様々な漫画を読んだ記憶があります。少なくともるろうに剣心、ハンターハンター、クレヨンしんちゃん、幽遊白書は当時あった全巻読みました。どんだけ読むんだよ。
そして僕がそこで発見したのはサブタイにあります「ポケモン四コマ劇場」です。直撃世代ということもあり、入って右側に聳える本棚のちょうど目線よりちょい高いくらいの位置にあったポケモン関係の本は手に取っちゃいますよね。
例によって四コマ劇場をめちゃくちゃ立ち読みするわけですが、気づいてしまうわけですね。その一段上の棚になぜかめちゃくちゃエロ漫画が置いてあることに。
3次元のエロ本じゃなくてエロ漫画でした。なぜその一角だけ露骨にエロゾーンだったのか今でも謎です。
悪いことだと理解しつつも、そのエロ漫画を手に取ったことがありまして、その時の感覚はなんとなく今でも覚えていますね。
店主のおばあちゃんはそれを知ってか知らずか特に声をかけられることはなかったですが、どっちにしろポケモン四コマ劇場の上にめちゃくちゃエロ漫画を読むのはゾーニングにも問題があるよな、と今になって思います。
そして確か中学生くらいになってからその本屋に行った時、エロ漫画に全てビニールがかけてありました。まあ当然の配慮かなという気もしますが、置いてある場所は全く変わっていませんでした。なぜ奥の方に置かない?
今になって考えてみると、子供の目線に合わせてジャンル配置してたのかなという気がします。
小学生の目線だとポケモン四コマ劇場がちょうど見えて、中学・高校になるとエロ漫画が目線に来る、みたいな。いやそうであったとしても問題か。
そして高校になりその本屋には行かなくなってしまいましたが、人生で一番通っていた本屋じゃないかなあと思います。
今はネットで見たりできちゃうので、本屋に足繁く通うという行動自体あまりしなくなってしまいましたね。
大型の本屋は行くけど、街の本屋ってのは本当になかなか…。たまには個人店舗も行ってみようかな。
■思い出の本屋(本棚)があってよかった
正直このエロい本棚企画に参加するまでこのよく行っていた本屋のことは記憶の底だったのですが、参加することで思い出せて文字に起こすことができたのでよかったなと思います。
企画の趣旨としては、エロい本棚=エモい本棚に近いニュアンスだと思ってるので、本来的な意味での「エロい」本棚の話になってしまいましたが、まあ僕の20年前くらいの記憶ということもあるので、それを含めてエロいと思ってもらえたらいいなと思います(強引)。
以上、本当にエロかった本棚でした。
真夜中
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