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短歌ジスタ
タイトルは短歌とファンタジスタ(空想家、魔術師を意味するイタリア語)を合わせた造語です。今回は下書きなどに貯めていた短歌を放出します。
ただの生活を送る中で、ふとした匂いや温度が空想の世界を広げることがあります。
それを短歌として書き記す者を短歌ジスタとしましょう。
安心は36.7℃ 僕よりほんの少しだけ温かい
冷蔵庫毎日見慣れていくうちに貼った大事なもの程景色に
朝風呂の澄んだ空気にふと香る油絵具は愛の残り香
寝る前にコタツに猫が入ってく そこで消し忘れていたと気づいた
コンピューターウイルスさながら生きていて踏んではいけないバッドクエスチョン
AIは子供の頃したコックリさん程度の信仰くらいは集めた
服の袖片方ゴミ箱に入っても気にならない程終わっている部屋
抱っこされお散歩チワワは一心に景色を眺めて何を想うか
以上です。貯まってきたらまたやります。