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英語圏の魔除けアイテムTOP5!異文化の力で邪気を撃退

魔除けと聞くと、日本ではお守りやお札、盛り塩といったアイテムが思い浮かびますが、実は世界各地にも古来からさまざまな魔除け文化が存在します。

特に英語圏(アメリカやイギリス、オーストラリアなど)でも、ユニークなアイテムやおまじないがしっかり根付いており、その多くはグローバルに広がっているのです。

たとえば、アメリカの「ドリームキャッチャー」やイギリスで広まった「ホースシュー(馬蹄)」。

どれもオシャレなインテリアにもなり得る一方、強力な“邪気払い”として信じられています。

この記事では、英語圏で愛される魔除けアイテムのTOP5を紹介し、その背景や使い方を深掘りしていきます。

外国の文化を取り入れて、いつもの魔除けライフに新しい風を吹き込んでみませんか?


1. 第5位:ホースシュー(馬蹄)

1-1. なぜ馬蹄が魔除け?

ホースシューとは、馬の蹄に装着するU字型の金具のこと。欧米の農村部では、玄関のドアに馬蹄を掛けておくと「幸運が溜まり、不運が入らない」と伝えられてきました。馬は農作業や移動手段として人間を長く支えてきた動物であり、その蹄鉄は“働き者の象徴”かつ“災害を未然に防ぐお守り”として扱われるようになったとの説があります。

1-2. 使い方とポイント

  • 玄関ドアの上にU字の開口部を上向きにする:幸運を受け止めるイメージ

  • 下向きにする派もあり:「幸運を振りまく」という解釈で地域や人によって異なる

金属製でインテリアにも映えるため、欧米のログハウスなどでは定番の飾り。日本の家に取り入れる場合は、壁に掛けるか飾り棚に置くなど、好きなディスプレイにアレンジしてみてください。

2. 第4位:ドリームキャッチャー

2-1. ネイティブアメリカンの伝統が英語圏全体に広がる

ドリームキャッチャーは、ネイティブアメリカンが悪夢を捕まえ、良い夢だけを通すために作られた網状の輪っかと羽根、ビーズを組み合わせたお守り。もともとはアメリカ先住民の一部の部族の風習でしたが、英語圏全体に広まり、現在ではインテリアとしても大人気。可愛らしいデザインや神秘的な見た目が評価され、世界中で使われています。

2-2. どこに掛けるのがベスト?

  • ベッドの上か窓辺:悪夢や邪気が入ってくるのを網がキャッチし、朝日とともに焼き尽くすというストーリー

  • 部屋の隅など、人目につかない場所:自分だけのお守りとして隠す派も

マクラ元に掛けると、寝ているときに不思議と安心感を得られるという人も。色や形状は多彩なので、インテリアに合わせて選ぶ楽しさも大きいアイテムです。

3. 第3位:Evil Eye(邪視除け)のチャーム

3-1. “邪視”の文化とブルーアイモチーフ

英語圏でよく聞く“Evil Eye”とは、誰かの悪意ある視線(邪視)によってもたらされる不運を防ぐお守りを指します。中東やギリシャなどでも「ナザールボンジュウ」として有名なこのモチーフは、ブルーの目玉模様が特徴。英語圏でもファッションアイテムとして浸透し、「誰かの嫉妬や呪い」をシャットアウトする意味を担っているのです。

3-2. Evil Eyeチャームの使い方

  • アクセサリーやキーホルダーにする:ネックレスやブレスレットにするとおしゃれに使いやすい

  • 玄関のドアノブや壁に掛ける:自宅やオフィスの入り口に飾り、負の意図を跳ね返す

ターコイズブルーやコバルトブルーの鮮やかな色合いが多く、コーディネートのアクセントとして取り入れる人も多いですね。

4. 第2位:ラビットフット(ウサギの足)

4-1. 幸運と魔除けの象徴

ウサギの足をそのまま加工した「Rabbit’s Foot」は、アメリカを中心とする英語圏でラッキーアイテムとして知られています。古くはヨーロッパから伝わり、幸運を招き、邪気を寄せつけないお守りとして大切にされていたのだとか。ただし、動物由来という点から、近年はフェイク素材のものも多く出回っています。

4-2. 現代での取り扱いと注意

  • キーホルダーやバッグチャーム:ラビットフットを持ち歩くのが定番スタイル

  • 倫理や動物保護の観点:本物のウサギの足を使うことに抵抗を示す人も増えているため、フェイクが主流になりつつある

スピリチュアル的には、「ウサギの足=素早い動きで逃げる=邪気や不運から素早く身をかわす」というイメージが投影されているとされます。

5. 第1位:セージ(ホワイトセージ)のスマッジング

5-1. ネイティブアメリカン発祥の浄化習慣

英語圏で最も広く浸透している魔除け方法のひとつが、“ホワイトセージを焚いて煙で浄化する”スマッジング儀式です。これもネイティブアメリカンの伝統に由来し、現在はアメリカやカナダだけでなくイギリスやオーストラリアなど、さまざまな英語圏で普及。部屋や人、物に付いた邪気を煙で清めるとされ、ヨガやヒーリングのシーンでも常用されています。

5-2. スマッジングの手順

  1. ホワイトセージの束に火をつけ、炎が上がったら素早く息を吹きかけて鎮火し、煙を出す

  2. 浄化したい場所や持ち物、人の周囲を煙で包むようにゆっくり動かす

  3. 最後に窓を開けて換気し、煙とともに邪気を外へ追い出す

香りが独特なので、耐えられない人にはセージスプレーも選択肢に。英語圏では「Sage Cleansing」と呼ばれ、悪い気を追い払う“手軽な魔除け”として人気を集めています。

英語圏の魔除けアイテムを取り入れるメリットと注意点

異文化の力で新鮮な気を

日本の魔除けに加えて、英語圏のアイテムを取り入れるとインテリアやファッションの幅が広がり、気分転換にもなるでしょう。海外文化が持つ独特の歴史やスピリチュアル観を知ることで、より幅広い視点で“邪気払い”を楽しむことができます。

周囲の理解や素材への配慮を

中には動物由来(ラビットフットなど)や煙(セージスマッジング)を使うものがあり、倫理観やアレルギー、においへの抵抗を示す人もいるかもしれません。家族やルームメイト、職場の人に配慮しつつ、楽しめる範囲で取り入れるのがおすすめです。

まとめ:英語圏の魔除けで日常に新しいパワーを

日本のお守りやパワーストーンだけではなく、英語圏にも独自の魔除け文化が豊かに根付いています。今回紹介したTOP5のアイテム――ホースシュー、ドリームキャッチャー、Evil Eyeチャーム、ラビットフット、そしてホワイトセージのスマッジングは、どれも部屋の雰囲気やライフスタイルに合わせて気軽に取り入れやすいものばかり。

  • ホースシュー:玄関やドアに掛けて幸運を留める

  • ドリームキャッチャー:寝室や窓辺で悪夢や邪気を捕まえる

  • Evil Eyeチャーム:ブルーアイのモチーフで嫉妬や邪視をブロック

  • ラビットフット:持ち歩いて素早く不運を避ける

  • ホワイトセージ:煙で空間や自分を浄化し、邪気を払う

いずれも古くから伝承されてきた“おまじない”ではありますが、現代の私たちの暮らしにもマッチする便利でおしゃれなアイテムたち。ぜひ一度試してみて、異文化がもたらす新鮮なパワーを体感してみてください。日常に少しだけ“英語圏の魔除け”のエッセンスを加えることで、意外なほど気分が上向きになるかもしれません。


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