心が下がったきっかけは
なんだったんだろうと考えてみる。
これといって大きなきっかけがあったわけじゃない。
「まさか私が」というのが一番の感想。
今思えば会社で環境の変化があって、自分の感情を無意識に押さえつけていたんだろう。最初のきっかけはすごーく小さなイラっとした気持ちを抑えたところから。
そのイラっとした感情がどんどん溜まって、でも蓋して。そのうち蓋が閉まらなくなっちゃったようなイメージ。
たれ流れてくる。
身体症状として出たのも気づいたいいきっかけだったけど、もう一つ自分の変化に気づいたきっかけがある。
それは長年の友人と会った際のことだ。
嫌いではなくむしろ好きな友人で、ただこの友人に対してもイラっが溜まっていることは前から気づいてた。でもそれ以上に楽しい、笑える、好きだっていう気持ちがあったから、抑え込むというより感情が帳消しになっているような状態だった。
しかし、身体症状が出始める少し前その友人も含む何人かとあった時、友人が言ったほんの些細な一言で感情を抑えることができなくなった。身体中が熱くなって耳鳴りが聴こえて、全身が怒った。
初めての経験だった。
この人から離れようと思った。
そして怖いのはそんな自分を責めてしまうこと。
苛立ちと自己否定のサイクルが回っている。体もそれを全力で教えてくれた。