【詩】存在感
相対的とみなされて
感動的に見放された日に
孤独の海の底で歩くの
そうだってきっと 気づかれないで
感傷的な息づき知って
魅惑の夢、足跡を消すの
くらくらになった日のレクイエム
ふわふわで舞った意味の無い埃
ゆらゆらり声は響かない
君に届くはずもない
さらさらになった水の結晶は
とろとろに溶けた林檎みたい
くるくるって回って素敵でしょ
君に届けば良かったな
くらくらになった日のレクイエム
ふわふわで舞った水素閉じ込めて
ゆらゆらり声は響かない
君に届くはずもない
ぐらぐらになって、逝って、届かない
ぼろぼろになって、逝って、届かない
ばらばらになって、逝って、届かない
くらくらくら
散る、散る
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