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私の英語多読遍歴82:Chronicles of Avonlea

赤毛のアンシリーズに戻ってきました。こちらは本編とはほぼ関係のない短編集です。

邦題は「アンの友達」ですが、実際アンの友達が出てくる話は最初の1話だけで、あとは同じ村だけど噂を聞いただけとか、ちょっとすれ違ったとか、なんならまったく影も形もでてこない話もけっこうありました。

全部で12のストーリーがあり、どれもその主人公の人生の中のきらめきというか、ちょっといい瞬間を切り取ったような話です。

各話のあらすじはこちらを参考に

赤毛のアンの魅力は、美しい自然と飾らない人々、そしてどこか懐かしい優しいストーリーだと個人的には思うのですが、この短編集もその期待は裏切らない優しい話ばかりでした。ハラハラドキドキはまったくないのですが、かといって退屈とかつまらないというわけでもない。不思議。

ページターナーな話もスリリングな話も好きですが、読むと結構メンタルを消耗するというか、疲れることも多いです。そんな中で赤毛のアンシリーズは私にとって癒しのような効果がある本です。世界中で愛されるわけはこれかもしれません。

それぞれ長い話ではないので、ちょっと疲れたなというときなどにぜひ読んでみてください。

以上、「Chronicles of Avonlea」でした。

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