私の英語多読遍歴65:Atomic Habits
Twitterのフォロワーさんから「面白いよ」と教えてもらって読みました。
日本語版はこちら(タイトルが変わるだけでビジネス書味が増すなあ…)
Atomic Habitsというのは、つまり原子のように目に見えないくらいの小さなことを習慣にすることから始めて大きな結果を得るということ。複利という日本語タイトルからもわかるとおり、習慣を続けることで雪だるま式に良い結果が得られるというのがコンセプトです。
ざっくり感想を言うと、すごく面白かったし、ためになった!
この本で助かるなと思ったのは、章の終わりには必ずサマリーがあり、箇条書きで大事なところを説明してあるところ。そして4段階の習慣化メソッドがあるのですが、表で毎回すでに説明済みのステップももう一度見れるところ。読んだ先から忘れる私のような鳥頭には大変ありがたい構成。(それでも忘れるんだけど)
良い習慣を続けるには、
・きっかけとなるものを目につくところにセットする(Make it Obvious)
・やりたいと思えるようにする(Make it Attractive)
・簡単にする(Make it Easy)
・結果に満足できるようにする(Make it Satisfying)
悪い習慣を断ち切るにはその逆
・きっかけになるものを見えないところにやる(Make it Unvisible)
・魅力を感じないようにする(Make it Unattractive)
・やりづらくする(Make it Difficult)
・つまらない結果になるようにする(Make it Unsatisfying)
など、それぞれ具体的な例ややり方の案などとともに、明快でわかりやすく書かれています。
実は習慣化のステップはわりと私が普段やっていることでした。なにしろ私はいわゆるCreature of Habitでして、日々ルーティンを繰り返すことが苦にならないタイプ。むしろ変化が苦手なので黙々と同じことを繰り返す毎日を生きております。
例えばDuolingoはもうすぐ連続1,500日達成だし、オンライン英会話も連続ではないですが1,300レッスン以上受講済み。なので、この「最初は効果を感じなくても続けるうちになにがしかの結果につながる」という理論には大いに賛成です。
英語はプレゼン調でわかりやすいと思いました。後半の成功者はなぜ成功したのかという分析の話はなぜか少し読みづらく感じましたが、読めないと言うほどではないです。なお本の最後30%は(Kindleで読んでいるので)謝辞、参考文献、インデックスだったので思ったより早く読み終わる結果となりました。
新しい年の初めに読むのに最適なモチベーションのあがる本です。
私も自分の強みとそれを発揮できるフィールドを早めに発見したいものです。。
以上、「Atomic Habits」でした。これは本当によかったので日本語でもいいから読んで欲しい!おすすめです。
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