見出し画像

子どもの頃にプロから習う大切さ

ものすごく疲れている。
最後の試験まであと少し。

起き上がれないほど、脳がしびれていて、
自律神経がやられてるのか、めまいが……。

でも、ラストスパートなので、
出来ることは全部やっておきたい!

ということで、ダメ元で1ヶ月間、
ダンスの個人レッスンを
受けさせ付け焼き刃作戦を決行しています。

私もマンツーマンのボイトレを習っているし、
それと同じノリです。

短期間でも、プロに教わると上達速度が格段に上がるので、なんでも餅は餅屋ということで、
特訓しております。

うちの子はとにかく音楽が大嫌い。

テレビでも歌のシーンはスキップしちゃうし、
おかあさんといっしょ系も大嫌い。

どんな音楽でも騒音と捉えてしまうので、
スピーカーでは流さず、
私が1人で聴くことがデフォルトになっています。


音楽は好きでも嫌いでもどっちでもいいや、と放っておいたら、

なんと! 

運動会でやる競技前のラジオ体操さえズレてる!!!


あんな簡単な動きも音に合わせられないほど、
リズム感のない子どもに育ってしまった……。

壊滅的なリズム感のなさ。


ダンスの先生いわく、

「音楽を聴く耳になってないんでしょうね。
音が頭を通過する感覚がないというか」

とのことで、息子の脳内で勝手にノイズキャンセリングされており、音楽が届いていないということが発覚したわけです。

おいおい、マジかよ……

「耳鼻科に連れて行った方がいいのかな?」

と夫に相談すると、

「いや、だって、メザスタの話だとすごい地獄耳じゃん」

と返された。

「たしかに……台所で私がマスカット食べたら
『ん?今何食べた?!』とか耳ざとい感じだわ」

自分の関心がないことは、すべて聞いてない、という結論に至った。


音楽に合わせて手を叩く、というのもできない。

ズレてる、というか、聞かずに勝手に手を叩くだけ。


どうすんだ、これ……


自転車も乗りたがらないので、三輪車すらペダルがこげない。


塾の先生いわく、受験する子は年中さんまでには自転車が乗らなきゃいけないらしい。


できてなきゃいけないこと、多すぎない???


とはいえ、私もリズム感がない。

苦手なダンスを練習している子どもを見て、
嫌なことも頑張ってやってて、なんて偉いんだ!


レッスンで手取り足取り教えてもらってる様子を見て、絶対に私には教えられない!!!と思いました。


振り返れば、お受験のために課金し続けてきましたが、お教室の先生のレベルは高く、個人塾の先生も採算度外視で親身になってくださり、ダンスも個人レッスンを受け、その道のプロの方々にたくさんお会いしてきました。


子どもの頃こそ、質のいい指導を受けられると、
出来ることが格段に増える、というのがわかりました。

向いてる、向いてない、好き、嫌いはあれど、
幼少期の吸収力って、凄まじいんだなと感心します。

わかってる人が教えるメリットは、その道で何年もやり続け、いろんな蓄積があることであり、
必ずメソッドがあると思いました。


なぜそれをするのか
なぜそれがダメなのか
これを出来るようになるためには、
これがつまずいている


といったことを個別で指導してもらえることで、
出来なかったことがすんなりできるようになったりします。


私も大人になってからボイトレに通い、
自分ができてないのは、声量がないとかキーが出ないのではなく、リズム感がないことだとわかったり、

パーソナルトレーナーをつけたところ、長年、猫背だと思っていた体型が、実は巻き肩だと発覚するなど、自分の少ない知識で導いた答えが間違っていたことがわかり、やっぱりプロの人に相談するのが1番近道だと思うようになりました。


おかげで、1ヶ月ちょっとで3キロ痩せました。
瞬間風速的にですが。


終わったら少しは脳が軽くなるのかな……


発狂寸前でやばい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?