子どものやる気を引き出す声がけ術とは?アドラー心理学の秘訣
「アドラー心理学の本って、読んでもよくわからん」
そう感じることはありませんか?
僕もアドラー系の本を読んでも、「結局、どう日常に活かせば良いのか謎なんだが」と思っていました。
ところが偶然、「これは使える!」と思えるアドラー心理学に出会ったのです。
そこで今回は、アドラー心理学で「この考え方が役に立った!日常に使える」と思った事例を1つ紹介します。
アドラー心理学にハッとさせられた考え方
さっそくですが想像してみて下さい。
いつも自分で服を着替えられない子どもが、ある日、自分で服を着替えられました。
このときにあなたは、何と声がけしますか?
A:「どうしていつもは自分でやらないの?」と叱る。
B:「自分で着替えられて、偉い!」と褒める。
この場合、Bが正解だと思いませんか?
僕はBだと思っていました。
ですが、アドラー心理学では「叱る」も「褒める」もしないのです。
理由は「自分の人生を、周囲の評価にゆだねるようになる」からです。
A:叱って効果が出ると、叱られないようにするために、服を着替えるようになる。
B:褒めて効果が出ると、褒めてもらうために、服を着替えるようになる。
たしかに、自分の本心や喜びよりも、他人のジャッジばかりが気になってしまう原因が、なんとなくわかります。
では、アドラー心理学ではどのように声がけするのか?
答えは
「ありがとう。着替えてくれたおかげで、おかあさん(おとうさん)助かったよ」です。
勇気づける声がけで、「僕も人の役に立てるんだ」という気づきを与えるのが、おすすめとされています。
この答えを知った僕は、目からウロコがそこら中に散らかりました。
「幸せに生きる方法」著者:平本あきお、前野隆司
今回の事例は、アドラー心理学の本「幸せに生きる方法」からです。
さきほどの例以外にも、「ダメ出し上司への対応方法」や、「子どもにガマンしなさいと言いたくなるときの対処法」などが紹介されています。
「アドラー心理学ってなんだかこむずかしくて、とっつきにくい」
そう感じていた方に、「幸せに生きる方法」はとってもわかりやすいのでおすすめです。
気になったら読んでみて下さい。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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