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高3娘の不登校(3)〜高3新学期〜

現在19歳の娘。
高2の3学期から学校に行けなくなりました。
理由は本人もいまだにはっきりとはわかっていません。
高3の夏休みに通信制高校に変わり卒業。
卒業後はたまに単発のアルバイトにいっていたものの、最近ではそれもできなくなりほとんど家にいます。

まだまだ霧の中で、親として思い悩む事や苦しい気持ちになることも多々あります。
そんな私が自分の気持ちを整理するために、そして後で「こんなこともあったよねー。あの時は大変だったわー。」と振り返れるようにと、書いています。

これまでの話

もう学校を辞めようと、最期の登校と決心して行った先輩の卒業式。
友達に大歓迎され「やっぱりこの学校で友達と一緒に卒業したい!」と気持ちが変わり、頑張って学校に通おうと決めました。

高3になりました

高3になると、文理別・成績別でクラスが決まります。
そして中学からの内部進学の子と、高校からの入学組で初めてクラスが混ざります。
担任の先生は結局1~3年まで同じ先生になりました。
娘の話によると、内部進学組と高校入学組(クラスという意味ではなく)には大きな壁があり、クラスが一緒になったからといって仲良くなるわけではなく、休み時間・昼休み・弁当の時間などは結局1年生の時のクラスメンバーが集まっているということでした。
他のお母さんの話を聞いても、毎年そんな感じらしいです。
娘は男女合わせて7~8人のグループで仲が良く、クラスはバラバラでもよく集まっていたそうです。
そんな友達に支えられ、4月からは毎日学校に通っていました。
遅刻せずに行っていたかどうかは覚えてないのですが、ちゃんと通っていたように思います。
順調に見えた4月中頃、娘はコロナにかかってしまいました。
せっかく学校に行けるようになった矢先で、しかもゴールデンウィーク前には高校生活初めての運動会があります。
中3の卒業式間近、コロナによる緊急事態宣言が出て学校が休みになった世代。
ことごとく学校行事が中止・縮小されてきた中で、高3になり初めての運動会で、絶対に参加したかったのです。
今よりコロナ罹患中の隔離期間が長かった当時、運動会に参加できるか心配でしたが、ギリギリ外出OKの初日で無事運動会に行く事ができました。
高2の3学期にあった修学旅行は不登校真っ只中で参加できなかったので、高校生活の思い出として運動会に参加できて親としてホッとしました。
そして運動会翌日からはゴールデンウィーク突入。
4月から毎日学校に行き出したものの、コロナとゴールデンウィークでまた振り出しに戻るのではないかと内心不安になりました。
ゴールデンウィーク明けから、何度か遅刻はしたものの毎日学校に通い、5月末の中間テストも全教科受ける事ができました。
そして中間テストが明けて数日して、再び朝起きられなくなりました。

遅刻になるとスクールバスに乗れないので、学校まで送っていくのですが、その時の表情は強張り、涙を流しながらのときもありました。
学校まで送って行っても「やっぱり無理…行けない…」と言って、そのままうちに戻った時もあります。
「学校に行こう。友達と一緒に卒業しよう」と心に決めてから、頑張って頑張って、心がパンパンになって、もう限界が来たんだと思います。
学校に行ける日数は減ったものの、期末テストも全教科ではないながらも受ける事ができ、出席日数・成績ともにギリギリで1学期を終える目処がたちました。

担任の先生との懇談会

「今後の進路のこともあるので懇談会をしませんか」と先生から連絡をいただきました。
「そろそろ指定校推薦の学校の情報も上がってくるし、これまでの成績も悪くないから、選べるところはたくさんあるよ。これで目処がたてば気持ちも楽になるんじゃないかな。1月からは高3は受験休みになって学校に来なくなるから、2学期だけ乗り越えたら卒業できるから」とご提案いただきました。
指定校推薦の学校・学部の一覧表を見せていただき、どんな学部に興味があるかや、大学の偏差値・評判などもお話しいただきました。
その時の娘は「心理学も面白そうやなー」と興味があるように見えました。

娘の気持ちは「みんなみたいに『大学に行きたい。○○学部で勉強がしたい』と思えたらラクなのに」という気持ちがずっとあり、先生との懇談会で興味を示したものの「じゃあ頑張る!」とまでは思えないものだったようです。

そこで私は「じゃあ夏休みに興味持った大学のオープンスクールに行ってみようよ。そこで大学の雰囲気を知ってから自分でどう感じるか、また考えてみる?」と提案して、3つの大学のオープンスクールに参加しました。

あとがき

備忘録的な役割も含め、思いつくままに書くので時系列がバラバラになってしまうかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。


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