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7.手放してみたもの(家事編)
罪悪感から自分を解放したい
できていないことで自分を責めがちだった私が、
やめたことで楽になったものがいくつかあります。
料理をやめた
もともと、家事の中でも料理が一番といっていいほど苦手です。
献立を考えることも、予算を立てて買い物に行くのも、賞味期限を考えることも、作ることも片づけることも、本当に苦手です。
でも妻である以上、母である以上、私が料理をしなければ、と思っていました。毎日のことなので、苦手なりに、できるだけ負担を感じないために、冷凍食品やミールキットなどを活用しつつ、やってきた、と思います。
子どもが生まれてからは、わりと頑張って離乳食とかも作っていたほうでした。
でも、2023年のある出来事をきっかけに、料理を作ることをほぼやめました。
今は、夫が日々の料理を担当してくれています。
とはいえ、夫がもともと料理上手であったかというとそうではありません。
キャベツとレタスの違いすらわからなかった人です。
なんなら葉物野菜のことを「はっぱ」と呼んでいた人です。
嫌々料理をしてきた私から見ると、夫は楽しんで料理をしているように見えます。
時間がかかる物を、あえて作る。
ただでさえ時間に追われる日々に、私なら絶対とらない選択をとる。
約2年経って、驚くほどバリエーションが増えたし、料理動画などで研究して、同じ献立でも次はもっとおいしく作りたい!という気概が見えます。
買い物の効率も良くて、ちゃんと何を買うか決めてから行くので、私のように無駄がない。
今は毎週末に1週間分の献立を考えて、必要なものを一気に買いに行ってくれます。そして作り置けるものは冷蔵庫にストックしてくれています。
そして私は、料理のストレスから解放されて、いますごく気持ちが楽です。
仕事が終わって、帰りながら夕食にまつわる色々なことを考えなくてよいことがどれほどよいか!
夫のほうが帰宅が遅いことが多いですが、子どもたちのごはんは私も簡単に作るので、そこまで負担ではなくなりました。
夫が帰ってくるまでに、私は朝できなかった片づけをしたり、洗濯物や、子どもたちをお風呂に入れるなどの色々をやっています。
洗濯物をたたむのをやめた
我が家は4人家族です。
個人的には洗濯物を干すのは好きで、あたたかく天気のいい日なんかは最高なのですが、共働きなので、基本洗濯は乾燥まで全自動にお任せしています。
が、終わった後の洗濯物を畳んだりしまったりする時間がなかなか取れず、週末には山のようになった洗濯物を畳むのが地味にストレスでした。
あるとき、一時置きとして人数分のカゴを出し、仕分けだけするようになりました。(畳みません。投げ込むだけ)
すると、家族も自分のカゴから必要なものを取って着るだけなので、めちゃくちゃ楽です。
また、よく着る衣類だけがローテされていることに気付くので、引き出しの中の着ていない服の断捨離にも役に立ちます。
子どもたちの靴下片っぽ見つからないあるあるは、最初に靴下だけ分けて、専用のピンチにペアで吊り下げて並べておくようにしてから、自分たちで勝手に取ってくれるようになりました。
畳んで、きれいにしまってあると見た目も気分もいいですが、すぐに使うものも結構あるので、その畳む手間いる…?となり、今のところ我が家にはこのスタイルが合っているようです。
やるのが当たり前で、できない自分はどうしようもない人間だと思い込んでいたときもありましたが、いざ手放すと、メリットのほうが大きいなぁと感じています。