失恋がくれたもの。

わたしのオトコを見る目は信用ならん。

そう悟ったのはちょうど24歳になった日だった。はっぴーだったはずの誕生日旅行で大喧嘩の末、破局。誕生日当日なのに1人で映画館に駆け込んで「ズートピア」を涙ながらに観て、BGMが「諦め〜ないで行こう〜どんなことがあったとしても〜♩」って。タイミングがよすぎて笑えなかった。いや、今ではやばいよね！って笑えるけども。

そういえば歴代の好きな人を見ても、浮気ぐせがあったり皆んなに優しかったり、束縛してきたり。いい人なんていなかった。

自分なりに考察した結果は、自分のことが嫌いだったから。たぶん幸せになるのが、どこかで怖かったのだ。じぶんには似合わないと、思っていた。だから、いつもわたしを好きになってくれなさそうな人を選ぶ、一方的な恋だったように思う。

そして決意した。次に選ぶ人は、絶対絶対、好きになってくれた人から選ぼうって。わたしの「あの人いいな、」は絶対に外れる。もう、自信ある。

「最低ライン」を決めておかないとだよ！という合コンマスターな友人の助言の通りに下記の条件リストをつくってみた。昔から、会った瞬間ビビっと！っていうのに憧れてたしかっこいい！て思う人がいいと思ってたけど、そんなのは後回し。

☆彼氏の条件リスト☆
1.たばこを吸わないこと
2.酒好きでないこと(わたしが飲めないからきっとご飯デートで困る)
3.行きたい！って言ったら行こうね！って言ってくれる人(えーとか、めんどくさいとか言われたくない)

毎日食べるご飯と、大好きな旅行では譲れないと思った最低ライン。ここで優しい人、とか年収〜で、とか漠然としたことは考えない。あくまで、「じぶんに合うかどうか」を全力で考える。ちゃんと幸せに、なれるかどうか。
条件が整えば、あとは神頼み。(笑)
たくさんたくさん縁結びの神社を巡った。(縁結び神社はまた今度シェアします！)

その2年後、いま。
幸せな誕生日を迎えられたのはきっと、この時のわたしの努力があったから。失恋がわたしにくれたものがものすごく大きい。失恋がわたしの人生のスタートだった。

恋愛は心でするものだからこそ、感情に流されずに頭で考えないといけないんだと、おもう。

きっと大丈夫。絶対に一人一人に合う人はいる。キーワードは「あなたが幸せになれるかどうか」

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