幸せになろうね、は言わない。

本日、入籍いたしました。

籍を入れるのはポンっとあまりに呆気なく、実感のないまま出してきてしまいました。でも、やっとここまで来たね、てどっと疲れが出てるところ。結婚した＝幸せ、っていう単純なものではなくて、
準備段階ではめんどうなことも、とてもストレスを感じることもあったけれど。

人生を一緒に進んでくれる味方が出来た、そんな感じです。とっても心強い。
一緒にいたらきっと、また進んでいける。

「幸せにする」「幸せになろうね」
その類いの言葉は、言わないようにしよう、と決めました。そういってしまうと、なんだか義務のような、「幸せ」という幻想のゴールがあるような気がしてしまうから。
わたしは、いま十分に幸せで。(仕事や人生での落ち込みは相変わらずだけど)
これから上の幸せは、わたしがわたしにしなくてはならない範囲なわけで。

そう、結婚するっていう今、まさに幸せの時に「幸せになろうね」なんて言ってしまうなんて。

だから「幸せをありがとう」って言うようにしてみたら、なんだか噛み締めるような、初心に帰れるような、優しい気持ちになれる気がした。

結婚は安定だ、落ち着く、自由じゃなくなる。なんだかそういうイメージが強くて、正直結婚したいと思ったことはあまりなかったのだけれども。たぶん2人分の挑戦が出来るし、やれることも楽しめることもきっと増える。1人じゃ見れないものを、見れたらいいなぁ。
結婚は、間違いなく、スタートだ。
恋のゴールなんかじゃなくてね！

そして乙女心なんて失ってる私でも、
あぁ、もう駅でバイバイしなくていいのか、って、実はそれが1番嬉しい。

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