在宅勤務の1日日記。
今日も今日とて在宅勤務。
ずっと家にいる代わり映えのない毎日だけど、なかなかに楽しんでいる。平凡で、一見すると何もない毎日。変に焦る時もあるけれど、これを幸せだと、ちゃんと感じていたい。そんな、なーんにもない日の記録。
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朝7時半、起床。
のそのそと起きて、同じくのそのそ起きてきた夫と朝食を食べる。
「気をつけてね、いってらっしゃい」
玄関でちゃんというのがわたしの密かなこだわり。言霊が守ってくれる、というのをけっこう信じている。送り出して、ベッドに戻る。
この朝の静かな時間が大好き。30分くらい布団の中でゴロゴロして、始業15分前にのそのそとパソコンの電源をつける。起動してる間にラフな格好に着替えて、お湯を沸かす。
今日は家にいても寒くて、いつの間にか冬になっていることに驚いた。本当に1週間、1ヶ月があっという間で、いま自分がニットと黒タイツを着ていることが不思議でしょうがない。
コーヒーか紅茶を淹れて、メールチェックとTeamsをチェックしつつ、仕事が始める。
すごく暇でしょうがない時期もあったけれど、今は割とやることがあって、ちょっと救われている。仕事がある、というのはいいことだ。
在宅勤務は、ダイニングテーブルで仕事をしている。カーテンは全開。6階の窓からは空が見えて、今日はしとしと降っている雨が見えた。
youtubeで音楽をかけて仕事をするのが一番はかどることに気づいてからは、大体歌いながら仕事をしていてご機嫌である。
お昼は大体パスタを茹でてレトルトのルーをかけるか、冷凍うどんをチン。
そして今日は寒いから、ラジオ体操をしてみた。全身ボキボキ鳴って、終わったら息があがっていた。29歳なのに。情けなくなって、ベットで寝た。
そして長い午後の始まりである。
金曜日は何か1つセルフご褒美をすることに決めていて、今日はウーバーイーツでスタバを頼んだ。仕事中にさすがに駅前までは買いに行けないので、届けてくれるのは本当に助かる。
大好きなスターバックスラテを飲んで、シナモンロールを食べる。
高校生の頃は受験、大学時代は課題、社会人になってからは仕事の前に。いつもスタバばっかり飲んでいたから、スターバックスラテを飲むと気持ちがしゃんとする。集中してがんばらねば、という気持ちになるのだ。
そんなこんなで終業時間が近づいてくると、リビングに場所を移動して、ちょっと気分を変える。今日も終わり。
そんな平日。
ただの毎日だけど、ちゃんと積み重ねているって思いたい。何か、何かをせねば。急に寒くなって、時の速さを感じて、ちょっと焦る。
一瞬のように過ぎ去っていく中でも、毎日を、ちゃんと。