行動するだけが、前に進むことじゃない。何もしない8月で気づいたこと。
気づけば8月も最終日。
今月は、だらんちょだらんちょと過ごしていた1ヶ月だった。毎週のように熱中症になり、人生初のぎっくり腰になったりと基本的にお昼寝お昼寝だった日々。
それでも、たくさんの気づきがあったから面白い。
行動するだけが、前に進むことじゃない。
以前のわたしは、ずっと「何かをすること」「できるようになること」に囚われていた。
何も進んでいなかったらダメなような気がしていたし、「今日も何もできなかった」が口癖だった。
でも、本当に文字通り何もしていなくても、そこから得られることもあるし気づきもある。生きていれば、前に進んでいないことなんてないのだ。
雷雨の露天風呂で「わたしの人生は全てうまくいくし、もう自分の中にすべてある」と思った
8月で唯一と言っていいおでかけは、義実家との箱根旅行。
とても楽しかった!し、神奈川県西部震源の大きい地震があったりゲリラ豪雨で雷と滝のような雨が降っていたり、なかなか記憶に残る旅だった。
その雷雨で視界が雨で白く、木にあたった雨が滝のように流れるなか、わたしは露天風呂に入っていた(正気じゃないよね笑)
この体験がすごくてね。
わたしの人生は全てうまくいくし、
もう自分の中にすべてある。
唐突にそう思えた。体感できた。
それがとても嬉しかった。
大雨、温泉の中、目の前の芦ノ湖。
わたしは大きな水の循環の中にいて、満たされた気持ちになった。「あ、もう大丈夫じゃん」という安堵を急に覚えた。
この世はすべて必然で、
この大自然の中に組み込まれていて、
わたしの人生はすべて整っている。
わたしの生業であるコーチングをする上で、「全て答えは自分の中にある」ことを大前提として目の前のコーチングメイトさんの可能性を全力で信じて話を聴いている。
なんだってできるし、あなたが思い描いたようになる。全部大丈夫だよ。
そう思いながらセッションさせていただいているけれど、そこにさらに確信ができた感じ。人生には大きな流れがきっとあって、その通りに流れていけばきっとうまく行くのだ。
その日のふわふわとした感覚を思い出すと、今も不思議な気持ちになる。
*
と、書くとだいぶぶっ飛んだ感じに聞こえるかもしれないけれど、やっぱり現実のわたしもちゃんといるわけです。
実際、夏バテでお昼寝ばかりしちゃってグータラするしか才能がないんじゃないかと思ったり、何も向いていることなんてないんじゃないかと思ったり。
娘のイヤイヤ期にうんざりしたり、片付けが一向に終わらなくてイライラしたりする。
そういう人間臭さもわたしは好きです。
でもね、やっぱり人生のベースは全て整っているんだよ。
何もしない8月は、「何もしなくてもいるだけで価値がある」と初めて自分に思えた。
何か成果を残すこと、何かができるようになること、物事が前に進むこと。
そういうものに価値があると思っていたし、わたしはずっと自己肯定感が低かったので「いてもいなくても変わらない」って本当に思っていたのだけど。
毎日、夏休みのような日々を過ごす中で、
娘と一緒にいること、
おはようとおやすみを毎日言えること、
娘の一時保育中に夫とランチを食べること。
そんな何気ない、生産性はないかもしれない、そんな毎日にものすごい幸せと、生きている実感を感じて。
何も苦なく過ごせていることが嬉しかったし、何もしなくてもいいんじゃん!って思えたな。
そうするとね、自然と次は自己実現というか、この自己受容の過程をみんなにお裾分けしたくなってきたりして。
ゲシュタルト療法で学んだ、「ありのままでいると、自動的に成長する」という考え方が好きだったのだけど、ちょっと体感できた8月。このありのままでいることのお手伝いができたら嬉しいなあ。
9月中に、またコーチングの募集を開始します。半年ぶり!
9月はもう少しnoteをあげたい(毎月言ってる)