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たとえこの選択が甘えだとしても。

6月末で退職をしました。
わたしの選択は間違ってなかった、と思いたい。そんな初めての退職の気持ち。

26歳。まだまだ子どもだ、と思う。
成人式をとうに超え、早数年。アラサーに近づいてきたのにまだ。
わたしは、子どもだ。

本当に輝いていて、エネルギッシュな人たちとお会いする中で、年上のように思って腰が引けて、なかなかお話ができなくて。でも実は同い年とか同世代で。
あのひとたちとわたしは何が違うんだろう?

気づいたのは覚悟と自覚。

大人になってわかったことは、全部全部自分次第だということ。人生に正解なんてなくて、「いい大学に行けばいい」「大手の会社に入れればいい」なんて幻想だった。
いつもいつも、後ろを振り返ってから思う。あぁ、こんな道もあったんだな。みんなと同じように、流れるように、生きてきた。「卒業」という強制的に環境が変わることもなくなって、私たちは無数の道を選べる。何になったっていい。何をしたっていい。

じゃあ何をすればいいんだろう?

とにかく、今の仕事が嫌だった。
一刻も早く辞めたくて相談して言われた一言。「辞めてもいいけど、なんで嫌なのか、何がしたいのか、何が出来るのか。ちゃんと考えないと絶対にまた辞めたくなるよ」

それから必死に考えて見つけたわたしのやりたいことたち。(日本語教師、カメラ、ライター、旅行、キャリアアドバイザーもいいなぁ、なんて)
そしたらもっと仕事の時間すらもったいないように思えてきて。
とにかく余白が欲しかった。このままここにいて何になるんだろう?たくさんのことを学ばせてもらったけれど、これからそれを極めていきたいとは思えなかった。

本当は安定が大好きなビビり。

と、意気込んだは良いものの、まだ世間体なのか、自分のなかで「辞める」という決断をできなかったわたし。
仕事が、毎日の生活がなくなるということがとにかく怖くてたまらなかった。
半年以上の年月をかけて退職日までこぎつけ、だんだんと会社の中ですることがなくなっていく感覚が、これまた怖くて。(初めてのことはいつだって怖いね)
最後の1週間が、本当にしんどかった。

でも、周りの友達の転職が成功してるのもたくさん見てきた。「辞めるって決められた時点でビビりじゃないよ」って言ってもらえて、間違ってなんかない!って言い聞かせて最終日を迎えられた。

戻ってきたわたしの感性たち。

最終出勤日に向けて、所内のみんなに手紙を書いて渡して。有り難いことに退職のプレゼントもいただけて。その瞬間に戻ってきた、「わたしは人に恵まれてる」っていう気持ち。

子どもの頃からずっと、周りの人に恵まれてるって思ってきた。もちろん裏切られたことも、騙されたようなこともある。それでも人が好きだった。人の人生の何かプラスになれたら、そう思って選んだ職業だったんだ。けど、弱かったわたしは受け入れる器がなくて。心を擦りへらせて出来るだけ感情を"無"にしてきて。
あぁもう、この「人が好き」な気持ちを思い出せただけで退職した意味があったなぁと思う。

今は有給期間だけど、仕事がしたいな〜と思っている。やっぱり毎日やることがあるって、それだけで心の安定になっているものみたい。仕事自体は嫌いじゃなかった。それもまた収穫。

時間だけはたっぷりあるので、得意のぐるぐる考える内省と、えい!と飛び込む勇気を持って。20代後半とこれからを考えたいと思う。

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まよ|「自分らしく、自由なわたし」を叶えるコーチ🌱
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