【毒出し】家族も喜ぶ健康スープ、ブイヤベース
<バリエーションを増やして家族も喜んでくれるスープ作り>
ファスティングをしたことがありますか?
または、やってみたいけれど、いくつかの不安や躊躇がある方もいらっしゃるかもしれません。以前に挑戦したけれど、途中で挫折してしまったという方も多いのではないでしょうか。
例えば、ファスティングを始めたものの、スープのレパートリーが少なくて飽きてしまったり、家族から「またファスティング?」と言われて気まずくなったりすることはありませんか?
そんな思いを抱えていると、せっかく理想の身体を目指して頑張っているのに、モチベーションが下がってしまうこともありますよね。
私自身、4年間にわたり毒出しファスティングを続けてきました。
その間には、家族の状況が変わったり、親の介護で忙しい日々を過ごしたりと、さまざまな出来事がありました。
ある時、「今日からファスティングを始めるよ!」と言ったときに、家族から「おかずはスープだけ?」と冗談交じりに言われたことがありました。
確かに、ファスティング中はスープやジュースに力を入れるあまり、家族の食事が疎かになってしまうこともあるということに気づかされました。
そんな時に、「毒出しのトリセツ」という本が出版され、私にとって非常に嬉しい出来事となりました。
この本には、ファスティング中に作れる朝のコーヒーやコールドプレスジュースのレシピ、4日間の朝・昼・夜の具体的なジュースやスープの例が詳しく紹介されていていました。
そして、その中に見つけたのです!
こんなにスープのバリエーションがあったのかと、目から鱗でした。
これまで鶏ガラや昆布のスープをメインにしていた私ですが、この本を通じて新しいスープの世界が広がりました。
普段の食事でも、豚骨スープやブイヤベース、自家製キムチスープなど、様々なスープを添加物を使わずに作ることに挑戦しています。
そこで、家族にも大好評だったブイヤベースのスープレシピをご紹介したいと思います。
<ブイヤベースとは?>
ブイヤベースは南フランス発祥、元々は魚師が獲れたての魚を大きな鍋で煮込んで作った郷土料理とされています。
様々な魚介類が使用された豊かな風味に、香辛料やハーブを使った独特の香りが味わいを引き立てます。
地中海料理は、好きな野菜や魚介類をふんだんに使い、味付けもシンプル。
基本的に化学調味料や添加物を使わずにバランスの取れた食事が摂れ、健康に良いことで知られています。
<材料の準備と作り方の手順>
↑材料を揃えます。
玉ねぎの皮をむき、ティーパックなどの袋に入れておきます。
玉ねぎを半分に切ってから薄切りに、トマトは細かく切ります。
海老は殻付きのままで。
↑アサリは一晩塩水に漬け砂抜きし、調理の前に茹でてアクを取ります。
↑鍋に水を入れ生姜、ニンニク、唐辛子、玉ねぎの皮パックをとってにかけ、一煮立ちさせ、色が変わったら鯛のあら、玉ねぎ、トマト、マッシュルームを入れていきます。
↑最後にブロッコリーの芽、アサリ、エビを加え塩8gを入れて、その上にローズマリーとローレルを乗せて中火で煮込みます。
塩だけでも十分な味付けに仕上がりますので、以下はお好みで調整します。
オリーブオイル 大1
ギーバター 小指の爪ほど
ごま油 お好みで小指の爪ほど
白ワイン 少々
↑魚介の旨みと野菜の栄養が溶け込んだ、心と体に優しい健康スープの出来上がりです!
左は家族用に、右はファスティング用に盛り付けました。
ここに、MCTオイルと海苔を少々浮かせていただきます。
MTCオイルは分解・吸収・消化が早く、運動習慣のない中高年でも脂肪が燃えやすく満腹感が持続するので、ファスティング中は必ず摂取したい中鎖脂肪酸100%のオイルです。
<栄養>
海老の殻 動物性食物繊維であるキチンやキトサンが豊富 コレステロールの吸収を抑制、免疫活性作用、肥満防止
アサリ 低カロリーで、良質なタンパク質やビタミンB12、鉄分が豊富 オメガ3脂肪酸も含まれ心血管の健康に良い
鯛のあら 良質なタンパク質やオメガ-3脂肪酸、カルシウムやビタミンDも摂取できるため、骨の健康にも寄与
ブロッコリーの芽 抗酸化物質が豊富 スルフォラファン成分が含まれ、がん予防や抗炎症作用
玉ねぎ フラボノイドや硫化アリルが含まれ、抗酸化作用や抗炎症作用 血糖値の調整
トマト リコピンが豊富、抗酸化作用 心臓病やがんのリスクを低下させる
マッシュルーム 低カロリーでビタミンDやB群、ミネラル(特にセレン)が豊富 免疫力を高める
<最後に>
毎日じゃなくていい。
ファスティング中でもバリエーションを増やしてスープを作れば、家族が喜び自分のモチベーションも向上して行きます。
もうすぐ訪れる春に向けて、毒を出し切り…
会いに行きましょう。
新しい自分に。