学歴は自由を制限する、と感じた時のつぶやき
本当は、中卒でずっと工場で働いていたけど、現場の効率化と社員のマネジメントが思いのほか向いていて楽しかったから、より良い方法や技術を学びたいと大学院へ進学……というのも当然あっていいし、
数学が比較的得意で論文だって書いて博士号も取ったけど、工場でバイトしたら単純作業がすっごい楽しくて、これが生きがいというのもいいなと思いそのまま就職……というのもあっていい。
けど、本人の意思や能力に関係なく、学歴がないと進学なんて夢のような話だと言われたりするし、学歴があると限られた仕事以外に就いたら勿体ないだとか能力の無駄だとか言われたりする。
せめて進学は、将来の可能性を限定するのではなく「拡げる」ための手段であってほしいし、進学自体も、誰であれ、いつでも望んだ時に、選択できるものであってほしい。
病気で進学できなかった子の話を聞いて、焦らず元気になったら進学できるといいよね、と話そうかと考えつつ、以前カフェバイトの面接に行ったら「なんでこんな学歴あるのにうちなんかの面接受けるの?」と言われた時のことを思い出し、つらつら思い浮かんだこと。