何度も同じ夢をみる・・・

私は同じ夢を何度も見ます

・険しい山道を歩く夢
細い険しい山道を、まるで登山の様に歩く
道が細くて足元が不安定になる
ごつごつとした岩を掴んで先に進む
「なんでこんな道なんだろう」と思う
しかし突然、芝生の広い綺麗な自然公園のようなところに出る
さっきの道からはこの公園は想像ができない
そこはまるでカナダを思わせる広いきれいな自然公園
外国の様に大きな道路があり
その道路を知り合いが車で通りかかり
「あれ?kitamuraさん、あんな道を歩いてきたの?
こんなにきれいな良い道あるのに」と言われる

え?うそ!舗装された道があったんだ・・・
なんで私はこの道に気付かづに
険しい道を歩いてここに来たんだろう
どうして他の人はこの道がわかるんだろう・・・
もう何度もこの同じ夢を見た

・高速バス乗り場がわからなくなる夢も繰り返し見た
高速バスに乗って移動をしようとすると
バス乗り場はすぐそこにあるのに
いつも接続する建物の中で迷ってしまい
高速バスの乗り場に行く出口がわからなくなる
戻ってやり直すが
何度戻っても出口がわからなくなり、違う場所に出てしまう

・電車に乗る時にホームを間違ってしまう夢
階段を上ってホームに出るとホームを間違えている
目の前の反対側のホームに乗りたい電車がいる
階段をつかって隣のホームに移動しようとすると
なぜかまた違うホームに出てしまう
その電車に乗りたい!電車まって!
また階段で移動する
このまま線路に降りて電車に乗りたい!
結局わたしは電車には乗れなかった。。。

この3つの夢を何度も見る
何年もこの同じ夢を見ている

その理由を考えると
私の日常だなと思う
私の日常が夢に影響しているのだと思います

「楽をして良い人生など
手に入れる事が出来ない」

いつも現状に満足できずに、
なんとかもっと良い状態を求めて
常に心も体も模索している状態

「成功には酷使する事がつきものだ」と
私の中にそんなメッセージがある

それがこのような夢になるのだと思います

たぶん人から見たら私は
さほど悩みも無く
満足した人生を歩いているように映るかもしれない

しかし、考えてみると学生の頃からずっと
現状に満足する事があまりなく
常にさらに、もっと他に、もっと違う事、もっと良い事などを
考えていたと思います

いまの教育の仕事は
自分が計画的に選んだ、好きで独立をした仕事
それでも
「自分にはもっと違う仕事が向いているかもしれない」
そう思う事が多い
これでいいのかと不安にもなる

私は
どれだけ自己実現を手に入れ
自己満足度が高く
自分らしい生き方をしているのか・・・

60歳まであと数年
あと何年働いて行けるかを考えると
まだまだ満足していない事が多く
満足のいく人生にしたいと考えると
とても時間が足りないし、人生が短く感じます

だから、「急がなきゃ」という気持ちが
常に私を支配しているのかもしれません
もがいて、模索して、悩んで、苦しんで

でも最後は
広くてきれいな芝生の公園に出る

私の夢の深層心理は
それは
「でも、なんだかんだ言っても最後は満足した結果があるじゃない」
という事なのだろう

同じ夢を繰り返し見る
原因は私の性分
性分だから結局私はずっと「もっと」という
この呪いから離れられないのかもしれない

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