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めいこ
2023年7月23日 19:18
とろっと溶けるようにその夢は終わった。夜3時、ふと目が覚めた。いくらでも交換のできる、不思議なラーメン屋の夢を見ていた。夢は夢の中だとそれを当たり前に受け入れてしまうから不思議だ。ゆっくりと転がるようにしてベッドから降り、便所にとぼとぼと入り、扉を閉めた。ぼぉーとしながら、ラーメン食べたいなぁ、と思った。夢見心地でトイレのレバーを引いて、水の流れる音と共にドアをあけると、彼はそこにいた。ソファ