想定外から新しいアイディアは生まれる
【この記事は3分で読めます】
ついさっきの事。
日が落ちていく夕暮れの時間帯はどうも不安になる。
現状についても、これから先新たな事を始めようとまさにステージが切り替わろうとしている時。ちょっと、挫けそうになる。
気分転換にコンビニでも行こうと外を出た。
そこには、この時期には感じることのできない秋の空気感が流れていて、冷たく澄んだ空気が、そよ風に乗って吹いてきた。
すると、建物の隙間から強く、朝陽のように眩しい夕陽が差し込んできて、朝にしか鳴かないような鳥の声も聞こえてきた。
鳥の習性には詳しくないが、いつもならカラスが鳴いているであろう時間帯、鳥たちも朝だと勘違いしてしまったのかもしれない、、なんて考えていたら鳥たちが可愛く思えてきた。
“(この時期に、この空気感に触れられるなんて思ってなかった!
この時間に、朝陽が持つ特有のパワーを感じられるなんて思わなかった!
え、今って朝だったっけ。私、日の出の時間帯に起きてこれから今日一日を新たに始めるんだっけ!
なんでもできる気がしてきた、、!)“
そんなことを心の中で思った。
私が落ち込んでいた事もお見通しかのように、まるで、脳をリフレッシュしちゃいなよ!って言って、背中を押してくれた気がした。
直後コンビニでいつも選ぶお気に入りのスイーツを横目に、別の食べたことのないスイーツを買って帰り、今こうしてnoteを書いている。
今の私にとっては、夕暮れ時にこの出来事が起きたということ自体が真新しい体験であり、それがまた自然現象の中で起きたということが特別だった。(気候変動の一つであるかもしれないが、、)
私たち人間は、朝に眩しい朝陽が昇ることも、夕暮れ時に静かで穏やかな夕陽が沈むことも、知っている。
生きていれば日常で起こる些細な出来事も、同じ瞬間なんて一つとしてないのに、多くの人は、変わらない日常に飽きてきたとか、また明日がやってくるとか、そう言って目の前の特別な瞬間に気付けずに、そしてただ過ぎてゆく時の早さに嘆いている。
当たり前だと思っている事に、物に、人に、想定外の何かが起きた時、
これまでの自分の中にはなかった考えが浮かび、今を生きることを学んでゆくのかもしれない。