見出し画像

幕張から帰れま10 #1:藤原恭大と唐川侑己を見れたので帰ります(L-M)

 WBCのせいなのかプロ野球モードに切り替わるのがいつもより遅く、オープン戦にもホーム開幕戦カードにも行かず私の開幕が4月25日になってしまいました。

 そういうわけで今年も行ったらこのように記録をつけようと思っているのですが、この試合がまあ途中まであんまり見どころのない試合だった。向こうの打球はポンポン抜けていくのにこちらの打球はことごとく野手の正面。そうです野球でよくある「運のない日」です。こういう日はけっこう最後まで「まあそういう日だったってことで、切り替えて明日がんばりましょう」ということになりがちなのだが、そうなると書くことに困るなあ誰が何かやってくれないかなあ、と思っていたら8回にいきなりGet The Party Startedが流れ始めた。


Q.リリーフカーに乗ってる時はいつも何を考えてるんですか?
A.何も考えてないです。無です。ストライク入るかなーぐらい。
(2020年マリフェストークショーより)

 唐川侑己くんさんがいつものように何も考えていない顔でやってきた。唐川タオル出しっぱなしにしててよかった。投げている姿を生で見るのはおととしの6月のヤクルト戦以来、通算4回目である。手が震えたし泣きそうになった。ケガしてたわけでも何でもないのに大げさすぎるとは思う。私ってこんなに唐川さんのこと好きだったっけという感じ。

 そんな唐川さんは一塁ランナーの盗塁をトシくんに刺してもらい(ありがとう)今度はランナーを二塁に背負うものの盗塁をトシくんに刺してもらい(だからありがとう)無失点で戻ってきた。とりあえずトシくんありがとう。

顔ちっさ

 

すごい音した

 そしてこの男。藤原恭大がいきなりホームランをボッコーンとぶちかましてくれた。藤原くんのホームランを生で見るのは初めて。かもしれない。

 さらにぐっさんも9回にソロを放ち、なんだかんだで9回裏2アウト満塁までいった。ライトスタンドからチャンテ5が流れてくる。私はチャンテ5が大好きなので、一緒に口ずさみながらちょっと泣きそうになってしまった。これが戻ってきてくれたんだなと思って。しょっちゅう泣きそうになってるな。まあそんなことはどうでもいい。結局5-3で負けたことすらどうでもいい。たまたまハマスタの横浜-ヤクルトとまったく同じスコアだったことはちょっとどうでもある。私がマリンで見たいものは(勝ち以外)すべて見られたので帰り道のテンションは勝った日とまったく同じだった。なんかもう勝ったような気さえしてくる。記憶の改竄が行われるといけないのでここにちゃんと記録しておきますが、負けました。負けたんですよ。


 そんなことより帰りは京葉線の各停に乗ったので幕張豊砂駅がもう開業していたことに気づいた。新しい駅もできたし、新しい監督も選手もいるし、今シーズンもいろいろなことがあると思うけど、がんばれ千葉ロッテマリーンズ。

いいなと思ったら応援しよう!