介護する人がセルフマッサージを学んだり、なんとなくお話したりする会(仮)in 福山市

第一回目の静岡県浜松市に続いて、第二回目です。

タイトルの通り、介護する人やしていた人がマッサージをし合いっこしたり、なんとなくお話したりする会というほどでもない集まりをするという催しです。

・なぜ「介護」なのかというと、私が家族の認知症介護をしていた時に、その当時感じていた悩みやつらさを誰かに話したいと思ったので、そんな人は日本中世界中いると思い、そんな日本中世界中のどこかの誰かの助けになりたいと思ったからです。

・なぜ「セルフマッサージ」なのかというと、「マッサージ」という言葉をマッサージ師ではないので使えないからです。ただし、法の目をかいくぐると、マッサージという言葉の上に〇〇マッサージと付ければ、マッサージではないので当たり障りのないセルフマッサージとしています。ボディマッサージでも、タイ式マッサージでも何でも良いのですが、当たり障りのなさで、いまのところ、セルフマッサージとしています。

・なぜ近所や定点でやらないのかというと、私が単に旅をしたいからです。これはボランティア活動ではないです。私の趣味的な活動なので私の好きなことをやっています。
来て下さる方は私の協力者であり、むしろ、来て下さる方が私のリハビリトレーニングのボランティア活動をしてくださっていると思っています。

・そして、セルフヘルプグループ(自助グループ)の実験でもあります。
セルフヘルプグループに鍼灸を取り入れているところがあるという文献を見つけました。薬物依存の自助グループです。言葉に依存しない、気持ちが能動的なところまで行かず、自助グループに参加する気力が起こらない場合も、施術ならば行ってみようかという気持ちになる、だとか、面と向かわない分、気が楽だとか、何か作業をしながらの方がヒトは会話がしやすいなどの効果があるようです。

以下、かながわボランティアセンター のホームページより要約抜粋


”セルフヘルプ・グループとは
疾病や障害、依存症、精神障害、犯罪被害や遺族など、様々な生きづらさ、共通の問題を感じる方々が自主的につながり、共感の中で悩みを打ち明けたり、問題解決のために経験や情報を分かち合い、相談活動や社会に理解を広める活動を行うグループです。

気持ちの分かち合い・交流
言いっぱなし、聞きっぱなし(話す人の言葉に耳を傾け、批判や説教をしない)のミーティング

学習・研究
新たな情報収集や、自分たちが抱えている問題の解決に向けて、勉強会を開く

広報・啓発活動
講演会の開催、パンフレット・広報誌の発行 など(社会に広く問題を理解してもらい、誤解や偏見・差別 を無くしたり、協力者の輪を広げるための活動)

ネットワーク形成
共通の問題のグループと手を携え、グループ同士の情報交換や問題解決に向けた活動に取りくむなど”

などの活動意味があるようです。

そして以下のようなデメリットや課題があるようです。(→は私のスタンス)

・入会することのメリットを求める人が多く、運営側のスタッフにはなりたがらない→入会はしなくていいです。そして私が運営です。

・活動や資金の負担が代表など一部の人に大きくのしかかってしまう→今のところ、私の交通費と公民館使用料だけなので、大丈夫そうです。

・メンバーが流動的で、グループの当面の目標を立てられない→私自身の気持ちが流動的ですし決まったメンバーも要りませんし、目標は特に立てません。

・回復のための継続的なミーティングが必要だが、場の確保が難しい→継続性は求めません。やりたいときにやります。

・メンバーが活動するために必要不可欠なボランティア、協力者が増えない→協力してくれる人が居るところにしか行きませんし、万が一、協力者が増える必要もありません。

など。

しかし、難しいことはあまり考えず、揉んだり揉まれたり、お茶をすすったり、話をしたり…という場を持つこと、場を持とうかなぁと思う人、来てやろうかなと思う人が一人でも居るということが大事なのかなぁと思っています。

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