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ねこの膀胱炎
「飼い猫のおしっこの色が赤い」
「トイレの頻度が増えた」
こんな症状がみられると、大丈夫かな?
もしかしてひどい病気なのでは?
と、心配になると思います。
かく言う我が家も、愛猫が上記の症状を
みせたことがありその時は、色々調べたりしたものです。
そこで今日は膀胱炎の原因や、症状について
以前調べたことをまとめてみました。
▶目次
そもそも膀胱炎とは?
その原因は?
よく見られる症状
治療方法など
1.そもそも膀胱炎とは?
端的にいうと…
「さまざまな原因で、膀胱の内側に炎症がおこる病気」のことです。
血尿や頻尿といった症状で気づく人が多く、
薬や抗生剤で一度おさまっても
繰り返しやすい厄介な病気とも言えます。
また、ペット保険会社の調査でも、
ねこの通院理由の上位にくる程、とても身近な病気といえるようです。
2.その原因は?
代表的なものをいくつかあげてみましょう。
・細菌感染性
・結石
・特発性
細菌感染が原因の膀胱炎
さまざまな菌が尿道を通して膀胱へ侵入し、
膀胱に付着した細菌が繁殖、炎症を引き起こす。
尿が濁っていたり、ニオイがきつくなる症状がみられます。
結石が原因の膀胱炎
膀胱内になんらかの原因でできた結石や結晶が
原因で、膀胱内に炎症が起こります。
治療をしないとずっと残るため早めの対処が
おすすめです。
特発性膀胱炎
(特発性=原因がわからない)
その名の通り「症状はあるものの原因がわからない」というケースが当てはまります。
これは意外にも若い猫に多くみられ、ストレスや体質が関係しているともいわれます。
3.よく見られる症状
・頻尿(何度もトイレにいくが量はでていない)
・血尿(おしっこに血が混じる)
・排尿痛(痛そうに鳴く)
・トイレ以外でおしっこをする
・白濁(白く濁っている)
など。他にも半日以上でていないや、
陰部をなめたり気にしている様子がみられることも…
4.治療方法など
原因はさまざまですが、
まずは「膀胱をきれいにする」ことを目的に以下の対策をとります。
・抗生剤、止血剤
・療法食
・その他
抗生剤(抗生物質)
細菌感染がみられる場合処方される
内服薬と注射薬の方法がある
療法食(治療食)
ますは獣医師に相談
水分を多くとらせる目的で、ウェットフードにするのも効果的
その他
・とにかく水分をとらせる
・ストレスの原因を探る
・ねこの行動・症状を観察して、獣医師に伝える
ねこの膀胱炎では、頻尿や血尿などの症状を早くみつけて、見逃さないことが重要です。
また、ストレスの原因を考えそれを取り除く。
トイレ環境を整える。
水分をしっかりとらせる
などが大切です。
ねこの膀胱炎について考えられる原因や、起きやすい症状などに
ついて記載しました。
ご自宅の愛猫がいつまでも、健康で長生きできるように
少しでも不安に感じる部分があれば、早めに動物病院の受診をおススメします。