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雇用不安を感じている人は感じていない人に比べて2倍近く副業したい〜第11回 働く人の意識調査 #0225/1000

「自身の雇用に不安を感じる人は兼業・副業を将来的に行ってみたいと考え、不安を感じていない人は兼業・副業にあまり興味はない」

「ただし、実際に兼業・副業を行っている人には、雇用不安があまり関係ない」

こういった面白い結果が、公益財団法人「日本生産性本部」(日本のシンクタンク、旧経済産業省所管)の「働く人の意識調査」(第11回)で明らかになりました。

雇用に不安に感じている人といない人で、「将来的には兼業・副業を行ってみたい」と思っている人は17%ほども違います。

そのうえ、雇用に不安を感じていない人は、「兼業・副業を行う気はない」が半数を超え64.4%となっています。

雇用に不安があれば他のおさいふを求めて兼業・副業したくなるのももっともなので、さもありなん、という結果かもしれません。

ですがその一方で、「現在、兼業・副業を行っている」人の割合は、雇用不安の有り無しで3.2%しか変わらないのです。

今回の数字は、あくまで「将来的に行なってみたい」かどうかという数字。

「行なってみたい」と答えたからといって何か責任を生じるものではなく、そういう意味ではもやもやっとした数字です。

実際に兼業・副業というアクションをしている人の数字を見ると、雇用不安の有無などもやもやっとしたものに影響されてというよりは、やると決めたからやる、という人がやってるからこその、差異のなさのように思います。

この調査における、「現在、兼業・副業を行なっている」人の割合は、2020年7月からじつは横ばい。

最近、兼業・副業というキーワードが賑やかで、実際に兼業・副業をやっている人が増えているように思いますが、実は昔から、やっている人はやっている、ということなのかもしれません。

私も小さな一歩はちょこちょこ踏み出してますが、なかなか安定にはいたらず。

自分だったらこの質問を受けてどう答えるか、兼業・副業を行なっている、といえるか?と考えてしまいます。

ですがまずは、今帰りという超長時間労働から、なんとか解放されたいです…

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