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3月は出会いと別れの季節、離婚と婚姻も〜厚労省人口動態統計グラフより
厚生労働省が毎月公表している人口動態統計グラフは、以前にも取り上げました。
今回は、婚姻件数と離婚件数についての統計グラフを見てみましょう。
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まずはずらずらっと2016年から2023年まで8年間のグラフを並べてみました。
こう並べてみると一目瞭然なのは、離婚の3月の多さです。
おそらくは、会社の異動や、特に子がいる場合は学校行事や進学進級のタイミングなど、いろいろ環境の変化がある時期だからなのでしょう。
春、心機一転して新生活という季節の影響もありそうです。
会社の人事としても非常に忙しい時期なので、家族の変更申請を出しても注目されにくいという意味でもよいのかもしれません。
多い年で3月の離婚は2万4000件ほど、他の月が1万8,000件前後が多いのをみると、1.3倍程多いことになります。
一方、婚姻のほうは、割とまちまちです。
6月のジューンブライドが多いかと思いきや、そうでもありません。
でもこちらも、毎年1番の山ではないにしても、3月は高い山になっています。
春は出会いと別れの季節。
リアルな進学進級や異動の影響も大きいと思いますが、保育園幼稚園のときから毎年味わったそんな季節のイメージも、もしかしたら私たちの深層心理に影響しているのかもしれません。